

イギリス人に愛され続ける画家、ターナー
ターナーという画家をご存知でしょうか。
正式には J.M.W. ターナー(ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー)。
「印象派の祖父」とも呼ばれることがある、イギリスを代表する画家です。
ターナーの絵の特徴は、はっきりした輪郭よりも、その場の空気、光そして雰囲気だけをキャンバスに落とし込んだような、色と筆使い。
「これ、何が描いてあるの?」と思うほど抽象的なのに、風やまぶしさ、波の飛沫が伝わってくるようです。
この不思議な光の使い方が、モネにも影響を与えたのだとか。

イギリス人は、とにかくターナーが好き
そして、イギリスの人々はこのターナーを本当に愛しています。
「イギリス人が好きなアーティストランキング」で1位に選ばれたことも。

…20年ほど前の投票ではありますが
最近では、その座をバンクシーに譲った形にはなっていますが、それでもターナーは今なおイギリスを代表する国民的巨匠として特別な存在です。
ロンドンでターナーを見るなら、Tate Britain
ロンドンの Tate Britain では、常設展示だけで 5〜6部屋以上 を使った、かなり贅沢なターナー展示が見られます。
代表作、大きなキャンバス、「あ、これターナーでググったら出てきたやつだ」という作品がずらり。
ターナー初心者には、まずTate Britainがおすすめです。
「ターナーってこういう人だったのか」と、感覚的に掴めます。
毎年1月、エディンバラに現れるターナー
一方で、エディンバラの ナショナル・ギャラリー では、毎年1月になるとターナー展が開催されます。
先週行ってきたのですが、展示コーナーに入るまで 30分待ちの長〜い列。
しかもこの展示、
作品を日光に当てないために、日照時間の短い1月に開催するという徹底ぶり。
ターナー、愛されすぎです。
展示内容は、スケッチや小さな初期作品が中心で、ややマニアック。
ターナーは、あちこちにいる
さらにTate Britainを訪問した日の翌日訪れた V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館) にも、ターナー。
ターナーは、多作なアーティストだったようですね。
「ここにも?」「え、ここにも?」という感じで、イギリスの美術館を回っていると、かなりの確率でターナーに出会います。
ターナーを1人知っているだけで
イギリスには、無料で入れる美術館が本当にたくさんあります。
「この人の作品だ」と分かる画家、または「あの人の絵を見てみようかな?」という画家が1人いるだけで、美術館巡りの楽しさは、ぐっと増します。
ターナーは、イギリス観光をする前に知っておいたら見どころがたくさん増える、お得な(?)画家ではないでしょうか!
もしイギリスの美術館で「何から見たらいいかわからない」と思ったら、まずはターナー探してみてください!
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