

ウェッジウッド創業者の娘を母に持つ、チャールズ・ダーウィンの家『ダウンハウス』
英国は気温が下がり秋を感じる季節になりましたが、週末はお天気が良かったので、外で過ごした人も多かったのでは?
日本から友達親子が我が家に2週間弱滞在していたのですが、もともとロンドンに家族で住んでいたので、今回は観光というよりは懐かし巡りをしていたので、ロンドンから近く、休日にのんびり訪れる所をいくつか一緒に周りましたが、その内の1つが
ロンドン中心部から、半日あれば電車とバスで行く事が出来ます。
交通機関を使う場合は、ロンドンからは、サウスイースタン(Southeastern )鉄道でビクトリア駅、チャーリンクロス駅またはロンドンブリッジ駅からオーピントン(Orpington)駅まで乗り換えなしで行き、そこからいくつか近くまで行くバスが出ていますが、歩道のない道を歩くことになるので、R8バスに乗るのをお勧めします。
オーピントン駅からのバスの乗車時間は約20分ですが、本数が少ないので、Googleなどで時刻表を確認して下さい。
ダーウィンハウス(Down House)
現在はイングリッシュ・ヘリテージ(English Heritage)の管理のもとで一般公開されています。
チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin 1808-1882)とは?
1809年2月12日にイングランドのシュロップシャー州シュルーズベリー生まれ。裕福な医師で投資家だった父ロバート・ダーウィンと母スザンナの間の6人兄弟の5番目として生まれた自然科学者、生物学者、地層学者
進化論の父と言われた歴史的な自然科学者のチャールズ・ダーウィンは、1842年から亡くなるまでの約40年をここで研究に没頭し、「種の起源」、「ビーグル号航海記」、その他の著作を書き上げました。

チャールズ・ダーウィンの母方の実家が、日本人にもお馴染みの陶器で有名なウェッジウッド(Wedgwood)なので、基本展示されている食器はウェッジウッドだそうです。
寝室の横の小さな部屋に、ダーウィン、奥さんと子供の服がかけてあり、無料で着て写真を撮ることができます。

せっかくなので、友達親子にコスプレしてもらいました。

小さめですが、お土産ショップとカフェがあり、ダーウィンの奥さんのレシピを再現したケーキがある日もあるそうですがこの日はなく、でもまだ温かさが残っているスコーンを食べたのですが、なかなか美味しかったです。
写真は撮っていませんが、ダーウィンのゆかりの品や資料などがたくさん展示されています。
英語のみですが、貸し出しオーディオ(無料)があり、スライドガイドで興味に応じて見れるようになっているので便利です。

庭園には、花壇や野菜を育てている畑がいくつかあり、小学生が郊外授業などで植物観察にも来るそうです。
薔薇などは枯れていましたが、すでに家の周りの紅葉が綺麗でした。
左下の長方形のコンクリートは、イギリスでもっとも古いテニスコートの一つだとガイドの方が言っていました。
庭にはダーウィンが植物観察をした温室があります。

食虫植物など変わった植物もあり。
今回家族会員に再入会したので、大人の会員1人につき、大人1人と子供6人が無料で入館出来るので、お友達親子は無料。子供は5歳からなんと17歳まで!
これをきっかけに、イギリス全土にあるイングリッシュヘリテージに管理されている、まだ行ったことがない場所を訪ねてみたいと思います。
ロンドンから半日で行ける『ダーウィンハウス』、お天気の良い日にぜひ訪れてみて下さい。
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