

How to Academy ユヴァル・ノア・ハラリ/ グレイソン・ペリー
ロンドンも秋らしくなってきました。
9月になって子供たちが学校に戻ってから、目まぐるしい日々を過ごしてきました。
いろんな著名人のトークが聞けるイベントをオーガナイズしている、ハウトゥーアカデミーと言う団体があります。
9月は興味深いトークがたくさんあったので、下記のトークに行ってきました。
George Monbiot meets Ian McEwan
Yuval Noah Harari
John Studzinski meets Grayson Perry
1番感動したのは、サピエンス全史やネクサスの著者 ユヴァル・ノア・ハラリさんのトーク。
バービカンセンターで行われました。
ハラリさんが語る「真のコミュニケーション」とAI時代の生き方・・・
人間はつい「自分の話ばかり」してしまうと指摘します。だからこそ、相手の話をしっかり聞くことが本当のコミュニケーションにつながると・・・
さらに、対立する立場――例えば政治で反対側の政党の視点――に自分を置いて考えることが大切だと強調していました。
これは、分断を超えた理解や共感を生み、民主主義を守る力にもなります。
そしてAIの時代においては、データ処理や知識の提供は機械に任せられますが、他者を理解し共感する力は人間にしかできません。
「聞くこと」と「立場を入れ替える想像力」は、AI時代を生き抜くための人間らしい武器なのだそうです。
現在49歳のハラリさん、AIが発達しすぎている今、人生最後の本を書いているそうな・・・(まだ49歳だったのね!という衝撃)
もう一度このトークを聴きたいので、How to Academyのメンバーになるから迷い中。

George Monbiot(ジョージ・モンビオット)さんは、イギリスのジャーナリスト・作家・環境活動家で、特に気候変動や生態系保護、社会正義に関する評論で知られています。『ガーディアン』紙を中心に執筆し、持続可能な社会のあり方について積極的に発信しています。
今回はイアンさんが本を出版記念ということで、トークに参加したら、もれなく本が付いてきました。
(2冊も同じ本がやってきた!)
Ian McEwanさんの最新作 『What We Can Know』(2025年刊) は、環境問題(特に気候変動とその影響)を重要な背景テーマとしています。
舞台は 2119年、海面上昇などの影響でイギリスの土地の多くが水没した未来世界・・・(まだ本は読んでない)
インスタのストーリーにあげたら、クライエントの人から連絡が来て、その著者の人のことを大好きだったみたいで、この本を1冊
プレゼントすることにしました。

陶芸家のグレイソン・ペリーが登壇すると言うので、面白そうだったから参加したRoyal Academyで開催されたトークは、John Studzinskiさんの出版記念のトーク会でした。
Johnさんは、国際的に活躍する投資銀行家であり、慈善活動家です。金融業界でゴールドマン・サックスやブラックストーンなどの要職を務めた後、文化・芸術支援や人道活動にも力を入れています。(AI情報)
“ A Talent For Giving” という題名だったので、私はアーティストのタレントだと解釈して、このトークに参加していました。
しかし・・・内容(本の内容も含めて)は、慈善事業がテーマでした。
『A Talent for Giving』は、投資銀行家で慈善活動家の John Studzinski さんが書いた本で、
「お金を持っていなくても、誰もが“与える力”を持っている」という考えを伝えています。
お金、寄付だけでなく、自分の時間・知識・スキル・人とのつながりなども立派な「ギフト」だとし、
それを生かして社会に貢献できると説いています。
つまりこの本は、「誰もが慈善家になれる」ことを示す実践的で励ましに満ちた案内書です。
子供の時期から機会を作って実際にチャリティーやボランティア活動をさせた方が良いと勧めていました。

今月はコンマリさんも来るので、オンラインでもあるけど、リアルで見に行来ます。

ところで、この夏からロンドンのスタジオでもワークショップを始めてみました。
アートセラピー的なアプローチで、限りなく脳波をシータ波に近づけて、自分だけのブローチ(もしくはマグネット)制作。
カップかお皿を絵付けする1時間半〜2時間のワークショップです。
一回だけで終わるので、気軽に参加できます。(焼き上がった作品の送料込み)
ふわりを読んでくださっている方に特別に、25%オフ、ディスカウントコードを作りました。
FUWARI25
https://www.ikuko.space/shop/p/creative-ceramic-workshop-experience
このワークショップの構成上、13歳からと年齢指定させてもらっていますが、そのうち小学生バージョンもやりたいなと思っています。
日本語、英語、両方に対応しています。
興味がある方はぜひ参加してみてください。

最後にもう一つお知らせ
なーんと、うちの相方がYouTubeを始めました。地球温暖化の影響も、各地でヤバくなってきたということで・・・(日本でこの夏は40度越え?)今年のアタマぐらいからコツコツと気候変動に関するブログを書いていたようですが、そろそろYouTube にも手を出し始めたようです。
現在は、気候変動とサステイナビリティ-のオンラインコースをとっていて、ちょっと作成の進行が遅れているようですが、コースが終わったら、ちょっとずつ動画をアップしていくそうなので、どうかフォロー(サブスクライブ)してやって下さい。
https://youtube.com/@aworriedjapanesedad?si=av5Wb0qklpI_oUgx
よろしくお願いします。
いつもお読みいただいてありがとうございます。ブログ・ランキングに参加していますので、下のひつじちゃんをクリックして応援よろしくお願いします
下の猿ちゃんもクリックして応援よろしくお願いします
人気ブログランキング
アクセスランキング にほんブログ村
Share This Story, Choose Your Platform!
Category
‘ふわりいぎりす’は、イギリスにいる日本人ライターたちが気が付いたこと、発見したこと、知っていること、思ったこと、教えたいこと、気になることなど、ちょっとだけお伝えするウェブマガジンです。