イギリスの人達って・・・

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こんにちは。几帳面なところがあるので、よく人からA型だと思われがちですが、実はB型のふあにゃんです。(アンタ典型的なB型でしょ、と思った方は黙っててね♪)

この国に住んでいると、几帳面な人はなかなか辛いものがありますよね。これまでふわりでも散々いろんな文句が出ていますが、本当にイギリスはいい加減な人が多いです。常々、自分の仕事にプライドを持っていないんだなあと思ってしまいます。

「OK I’ll do it definitely.」なんて言われても、絶対に信用しません。私は、 “definitely” という単語を「絶対に」と訳すように日本で教わって来ましたから、 “definitely” と敢えて言うときには自分の発言に責任を持てる自信があって、必ずその約束を果たすものだと思っていました。万が一果たせなかったら、そりゃもう平謝りでしょう。

でもこの国に来て、 “definitely” というのは、「運が良かったら」「気が向いたら」「やる気はあるのよ、本当にね。でも完璧な人間なんていないじゃない?」くらいの意味であると悟りました。

「OK I’ll do it tomorrow/tonight.」と日付や時間指定してくるのは更に信用出来ません。99%くらいの確率で、それは起こりません。 “tomorrow” というのは、「早くても明日以降に」「明日まで覚えていたら」「明日もう一度リマインドしてくれたら」という意味です。本当にすぐやる人は今すぐやって「All done!」と言ってきますから。後でやろうと思う人は、メッセージを送ったら即忘れます。

約束の時間に遅れているときに、「On my way」とか「in 5 minutes」などのテキストを送ってくるのも信用してはいけません。ようやくこっちへ向かうメドがついたくらいの意味に受け取ります。

これが、友人同士の簡単な約束事ならまだしも、プロフェッショナルな仕事の場でも起こるから理解に苦しみます。

出来る保証がないんだったら、そんな言葉使うな言うなと言いたい。でも、そんなことにカリカリ怒っていては、この国では暮らせません。何事も「まあいいか、死ぬわけじゃないし」という気持ちで受け入れていかないといけません。そんな風に几帳面なA型風日本人の私はこれまで乗り越えてきました。多くの皆さんも同じだと思います。

Photo by @_ferguson_photography

ところが、このイギリスで生まれてイギリスに何十年も暮らしている人の中に、几帳面でものすごく神経質な人がときどきいるんですよね。それが不思議でたまらないのです。

「○○はメールの返事がいつも遅い。彼女は何か人格障害でも抱えているんだろうか?それとも僕が嫌われているんだろうか?」なんてマジで心配して私に相談する生粋のイギリス人がいます。いやいや、そんなのアナタが生まれたときからのこの国の常識でしょ?今更何を言っているの?

昔住んでいたフラットの共有ガーデンの端っこで、2歳の娘がちょっとだけボールを転がして遊んだことがありました。ものの3分くらいかな?花壇に踏み込んだとかいうこともなく。そうしたら後日、管理係兼住民の人が、「芝生の上でのボールゲームは禁止されています」とわざわざ注意しに来たことがありました。これには旦那がキレていました。その人は、フラットを常に清潔で完璧な状態にしておかないと気が済まない質でした。完璧に手入れされた庭に、私たちはその後一度たりとも足を踏み入れませんでした。

道端に犬だかキツネだかの糞が落ちているのは、良くあることだと思いますが、それを拾ってティッシュに包んで捨てている女性を見たことがあります。普通の通行人です。いろんな意味で感動しました。これはもちろん素晴らしい行いですが、その人は、糞を見つけるたびに拾っているんでしょうか?も~やってらんない!とは思わないんでしょうか?凄いです。

生粋のイギリス人なのに、家の中を土足厳禁にしている人もいます。私としては、そういう人とは付き合いやすいので有難いですが、その人はそういう性格で生きづらくないのか?周りのイギリス人たちとどのように付き合っているのか?と心配してしまいます。

Photo by @_ferguson_photography

イギリスって何に関しても、日本みたいに平均的なものがあまりなくて、なんでも両極端なように思います。

子供の学校の送り迎えを始めた当初は、他のお母さんたちとの付き合い方にかなり悩みました。お互いの子供同士が同じクラスで毎日顔を合わせているのに、完全にシカトして来る人、視界に入れないようにしてくる人っていますよね?もう絶対に私は嫌われてるんだと思ってました。そういう人たちって、友達と非友達で対するリアクションが全然違うんです。基本シャイなんだと思います。

かと思えば、子供同士は学年も違って、ほぼ赤の他人だけど、ときどき道端ですれ違うくらいの人が、物凄~くフレンドリーだったりするんです。目を合わせないどころか、わざわざこっちにやって来る。この違いは何だ!?

あと、誰かれ構わず、とにかく話し相手を探しているって人もいますね。そういう人につかまると大変。

日本には、会釈と言うとても便利な習慣があって、お友達じゃないけど顔見知りとか、ご近所さんとかに出会ったら、会釈で済ますことが出来る。それが礼儀として浸透しています。イギリスにも会釈があれば、シャイな人がリアクションに困ることもないのにな~と常々思います。

日本は常識を持つことが重要で、誰でもある程度の礼儀やマナーを持っているけれど、イギリスはそういうのがなくて、個人個人がバラバラの価値観で生きているように思います。そこが、良いところでもあります。多民族国家になっていく過程でそうならざるを得なかったのかもしれません。

で結局、何が言いたいのかというと、特に何もないです。ちょっとつぶやいてみたかっただけ。いろんな人がいるなあってことで、今日もひつじクリックお願いしますね~。

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About the Author: ふあにゃん

趣味でピアノを弾いていたら知人から教えてほしいと頼まれたのがきっかけで、いつのまにか職業になってました。東京都出身、在英20年超、ロンドンの南の端っこ在住、常に貧乏。好きなテレビ番組は「5時に夢中!」。

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