

Mystery Holidayの罠 その2
みなさまお待たせいたしました。続編でございます。
結論から申しますと、マラケシュ、四泊の母娘の旅完了して参りました!
ただ、そこに行きつくまで長くなりますので早速始めさせていただきます(笑)
その1では、ウェブサイトに載っていないホテルを提示され、その追加料金に120ポンドを支払ったという所まででしたよね?
二ヶ月ほど経った今から考えると、私も甘かったなーと反省するところはあるんですが、
Katwiseからマラケシュへ旅行先を変更するに至った経緯とその後を説明していきますね。(提示されたホテルの詳細は許可を取っておりませんので省きます)
①Katwiseはルートン発着で自宅から三時間程度かかり非常に面倒、加えてホテルは意味もない空港と市内の中間地点。3スターとは思えないビジネスホテル。(追加料金なし)
②どうせポーランドへ行くなら琥珀を買うために大都市へ行こうと思ったので、Krakowに変更できるか聞いてみると追加料金で市内のややはずれのホテルしかないと言われた。(追加料金でwebサイトのパッケージに載っていないホテル)
③同じ日程でイタリアのLimini,とIschiaを確認するとウェブサイトに載っている通りのパッケージと料金(追加料金なし)で予約できるが、空港がスタンステッドかルートンで面倒な上に現地への移動がウェブサイトでは説明されていない面倒くささ。つまり余計な時間と移動費用がかかるわけです。
ここまで確認するのに電話で毎回一時間以上要しております。メールでのやりとりは無し(と、断言されます)。
④ここで車屋の女房は娘にバトンタッチします。コールセンターとも違い他のエージェントの会話が背景音で入ってくる聞き取りにくい環境に加え、エージェントのアクセントのせいもあり、ホテル名の羅列やファシリティの内容を理解するのに倍以上に時間がかかるので、通話時間がどんどん延びて苦痛だったんですね。メール担当は母、通話担当は娘になりました。
ここで、ウエブサイトに載っている交換可能であるパッケージとカレンダーで表示されている金額を全てスクショにしてメールで送ります。ウエブサイトに載っている内容と電話での提示内容や金額が違う理由を尋ねます。
⑤Wowcherからは代理店が解決するという回答がきたきり説明は一度もありませんでした。Pさんというエージェントが担当になったようで、彼から頻繁に電話がかかってきます。中年女性並み?の怒りっぽい口調で話す娘を恐れているようで、丁寧な口調と対応に変わりますが、提案自体は全てウエブサイトに載っている内容とは違うホテル、そして追加料金がかかります。
この時点で八月後半に入っています。ウェブサイトに載っていない内容ばかりが口頭で提示されるので、一致していない内容を全てメールでWowcherとTravelodeal に対してメールで送ります。
⑥やり取りに疲弊してきてましたが、元々旅行には行くつもりでバウチャーを買ったわけですから旅行先は選ばなければいけない。そこで、どうせ出かけるなら娘が行ったことのないマラケシュはどうかと考え始めます。そして、念の為ウエブサイトに載っているパッケージの宿泊先と金額を全て確認し、この日程で予約したいので娘に連絡してほしいとメールで送ります。
送ったメールはすぐに読んで電話をかけてくるんですよ。(笑)
⑦Pさんはすぐに娘に電話をかけてきてマラケシュのホテルについて説明を始めましたが、ウエブサイトに載っているリヤドは一切提示されず「そこは空いていない」の一点張り。提供できるのは新市街にあるホテルと追加料金のかかるリヤドだけといわれました。提示されたホテルのウェブサイトを確認すると清潔には見えず、リヤドもウエブサイトに載っているリヤドと比較すると追加料金を払うレベルではないように見えたので、考えると言って電話を切りました。
Wowcherウェブサイトのパッケージとの相違点と新しく提示される追加料金について、そのたびに内容確認のメールを送るようにしていました。今どき電話のやりとりでは不安ですよね…
⑧そして、八月も終わりになりそうだったので、こちらも決めなければと思い
毎度の事になりますが、ウエブサイトのカレンダーで表示されている料金をスクショでとりメールで送ってから連絡を待ちます。
これを何度か続けましたが
結局、ウエブサイトのカレンダーで表示されている宿泊施設と料金ではなく、口頭で伝えられた宿泊施設と追加料金で予約するという方法しかありませんでした。

毎回一時間

また1時間
⑨この電話戦法に飽きてきた娘が、今まで提示されたホテルよりモロッコ風で写真がマシなホテルを提示され、そこでいいのでは?という雰囲気になります。
そして、Pさんからおしえられたアドレスでホテルのウエブサイトをチェックすると、プールもあるし悪くないのでは?という同意に至ります。
実は車屋の女房は8月に人工股関節設置手術をしていたので、ホテルのファシリティは滞在中の重要事項だったため
Pさんにファシリティを再確認すると、エアコンもエレベーターもあるしツインベッドのリクエストもできるし問題ないとのこと。朝食無しの追加料金は60ppの合計120ポンド。
ここで初めてフライトを含めた旅行確認書その他がメールで届きます。そしてお支払い。
まぁ、こういった経緯で9月28日出発の10月2日戻りという日程でWizz airのガトウィック発着フライトと新市街の3スターホテル4泊というパッケージになったわけですね。ところが、
翌日、ホテルのウェブサイトにアクセスできなくなります。
⑩Googleからアクセスするとエラーメッセージが。そこで不安になりレビューを確認すると、エアコンが故障しているだのベッドが硬くて寝られないだの3スターとは思えないレベルの苦情が直近まで続いています。ツインベッドは最重要事項だったので、Pさんに連絡をとりましたが
電話が来ない。
⑪これまでの電話攻勢が夢だったのかと思うほどパタッと電話がやみました。ホテルのファシリティに関しては確認を取った上で予約をしたのですが、これでは話が違う。ホテルにメールを送っても一切返事が来ない。このホテルは信用できないし滞在したくない。がエージェントは一切反応しないと、いうことで
クレジットカード会社に支払い拒否の申し出をしました。Desputeです。
⑫この時点でのWizzairのフライト料金をチェックすると、往復で一名50ポンド程度だったんですよね。旅程確認書でも荷物は足元に入れるバッグのみの最低クラスでした。代理店としてはバウチャーの半額の利益を出しているわけです。そんなこともあり、今まで私が内容確認のために送っていたメールを全て証拠として添付したところ、一週間ほどで一時返金されました。これが9月の二週目ですね。
但し、返金された以上Travelodeal からパッケージの内容に対して連絡がくるはずなのですが、一向にこない。Disputeした理由とパッケージの内容に関して確認をとるメールを送信しても返事が来ない。一応宿泊先をbooking.comでチェックはしておいたのですが、フライトにまで影響があっては困ると思ったので
23日に電話をしたら、Disputeのためホテルはキャンセルしたと言われました。
私が確認の電話をしなければ、当日夜ホテルに着いてからキャンセルを知り、改めて宿泊先を探すことになっていたわけです。
⑬電話をとった別のエージェントRさんにいつキャンセルしたのか聞いてみると「Disputeがされた段階で」と言います。それは約二週間前です。何故通知しなかったのか聞いてみると答えにならないようなことをごにゃごにゃ言っています。
キャンセル通知を今すぐ送ってくれと言うと「それは出来ない」と言います。それは代理店としておかしいのではないかと言うと「リーガルチームが対応する」と言い、リーガルチームにキャンセル通知を送るように伝えてくれと言うと「45日かかる」と言い、そんなにかかるのはおかしいだろうと言うと「2,3週間以内」と変わりました。なんだかなー(笑)そして、未だ何も届いてはいません。
詐欺まがいのセールスからはじまり、しまいには代理店としてちゃんと仕事をせず、直前になってもキャンセル通知をしない不誠実さにキーッ!となるべきなんでしょうが、それよりも何よりも
あのホテルに泊まらなくてもいいという解放感で幸せいっぱいになりました!
4泊の間、エアコンが効かないかもしれない部屋で狭い硬いダブルベッドに娘と背中合わせで寝て、エレベーターが故障したら階段で上層階まで上り下り…
整形外科手術後にですよ…
そんな苦行から解放されたんです!背中に羽が生えたかのように全身が軽くなりました…
ここまで長かったですね~。お付き合いいただいてありがとうございました。
手術後でリハビリ中のヒマ人じゃないと対応しきれない馬鹿馬鹿しさですよね?
その結果として出発4日前に宿泊施設がキャンセルされたわけですが、今度はマラケシュでは希少なツインベッドルームを探す旅が始まり、
なんと出発2日前に
この世のものとは思えないくらい美しいリヤドを予約できました。
この後はマラケシュでの旅行記に変わりま~す!どうぞお楽しみに!

余談ですが、私が内容確認のメールを送り始めると、
Wowcherは私がウェブサイトの表示で指摘したmisleadingやmisconductな部分を変更し始めていましたし
9月の中旬頃にはカレンダー表示で矛盾していた料金表示や予約可能日が削除されていました。
ですから、今からトライ?される方々には多少ハードルが低くなっているかもしれません(笑)
それから、あの代理店は宿泊施設をキャンセルしたのにも関わらずDesputeの返金を求めてきています。(10月5日時点)
フライト料金ですでに利益を得ているのにも関わらず、キャンセルした分の宿泊料金をチャージしようとする不合理性?
良く分からないです(笑)全く。
これ以上続けるとミステリーホリデイ研究会?みたいになってしまうのでこの辺で止めておきます……
みなさま、どうかお気をつけくださいませね!
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