ノルウェーフィヨルド、モーターホームキャンピングカーの旅

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ノルウェーのフィヨルドの陸地をモーターホームで2000km運転する旅を紹介します。

まずノルウェーについてざっとおさらい。

人口500万人、面積はイギリスの5倍。人口密度は1㎢に14人弱。ちなみにイギリスは271人。日本が335人。これだけ人口密度が低いと結婚相手探すの大変そうだけど、逆に、いい人が見つかれば大切にしてくれそうな気もする。あまりにも人口密度が高いと、他の人に目がいく場合もありますからね。それで関係がぎくしゃくするときも。まあ、それはさておき。

移民の数は10%ぐらい、ポーランド(60,610人)、スウェーデン(34,108人)パキスタン(31,884人)、イラク(27,827人)、ソマリア(27,523人)、ドイツ(24,394人)、ベトナム(20,452人)、デンマーク(19,522人)、イラン(16,957人)、トルコ(16,430人)(ウィキペディア引用)だそうです。

1人当たりの国民総所得は63,000ドルで、スイス、香港に続いて世界第8位。日本が45,000ドルで22位、イギリス43,000ドルで24位、イタリアが40,000ドルで28位とこの時点でノルウェーの物価が高いのが予想される。

地形は氷河で削られたフィヨルドで山と川、大きな岩などでほとんど平地がない。その様子は後ほど写真でお見せしたいと思います。

気になるモーターホーム事情とお財布事情を取り入れながらノルウェーのフィヨルド旅を紹介したいと思います。ちなみに為替のレートは£1=11クローナ。1クローナ=12円ぐらいです。

1日目

イギリスロンドンからは1時間50分のフライトでノルウェーの西にあるBergenに到着します。首都は東のオスローですが、フィヨルドが見れるのは西側。オスローからだとまず5時間程度運転しないとフィヨルドが見れないとのことで、南西のBergenを選びました。

空港からはBergen Light Railという路面電車が10分おきにBergenの街まで出ているので、ゾーンAの切符を自動販売機で買って乗車する。窓口のようなものはなく、クレジットカードで機械で購入。40分程度でセンターまで行ける。

到着したのは日曜日。ノルウェーは日曜日に閉まる店が多いようです。モーターホームのレンタル屋も閉まっていたため、初日は街の中のホテルに滞在しました。夕方について街の中を歩き始めたらフィッシュマーケットとレストランが一緒になってる露店を歩くといきなり値段の高さに驚かされました。

フィッシュアンドチップスが£15。ワッフルにクリームとチョコ、そして苺とブルーベリーがのって£10。子供たちの笑顔が欲しくて、思わず買っちゃいました。そのあと、お土産屋さんに行くとよくある冷蔵庫に貼る磁石が3つで£15。笑うしかありませんでした。これは子供の笑顔はいらないと思い買いませんでした。その他、某有名コーヒーチェーン店のコーヒーはLサイズで£5。某有名ファーストフード店のセットは£11。ノルウェーという国が豊かすぎるのか、ブレクジット寸前で弱まってるイギリスのポンドのせいなのか。でも日本円の£1=130円で換算しても、それでも高い。

この国の人はこれでやっていけるのだから驚いた。

結局晩飯は、アメリカのチェーン店のステーキ屋(笑) 。家族で£50出せばそこそこ食べられるロンドンにもあるステーキ屋だけど、バーガー2つとキッズメニュー2つとビールをパイントひとついただきざっと£70。もう覚悟は決めました。いちいち割高感を考えていたら何もできなくなりそうと出来るだけ考えないようにしました。

このさえ自分もノルウェーで働いて稼ぎたくなってきました。そしてイギリスより1.5倍の所得が得られれば、高くは感じないのかなあと思いました。当然この国で働くのなんて無理ですが。(笑)

さて、残り少ない1日目で何が見れるかなと、小港沿いを歩いているとかわいい色をした建物がずらり。18世紀初頭に建てられた木造の家がありました。ちょっと曲がっていてもそのまま立っています。

この後は小港周辺を散歩、そのあとホテルへと、ロンドンからの移動時間が7時間を超えてきたので、ホテルへと向かい休むことにします。

ノルウェーは、北部では白夜が経験できるほど緯度が高いので、ここ南西部のbergenでも8月で夏至から2ヶ月ほど経っているが、いまだに夜10時ぐらいまではライトなしでも外で過ごせる。ちなみに日没は9時半でした。

2日目

さあ、いよいよ、今日はモーターホームを借りにレンタル屋さんに向かいます。タクシーで30分ぐらいのところですが、すでに物価の高さに打ちのめされて、タクシー代の多額請求が予想されるため、バスを乗り継いで現地へ向かいました。途中乗り換え場所を見逃して、戻るバスに乗り換えたりもありましたが、モーターホームの受け渡しの時間が14:00-16:00と午後限定だったので、時間にはだいぶ余裕がありました。それでもホテルを11:30にチェックアウトしてから、13:30にはレンタル屋さんに着き、すぐ借りることができました。

今回運転するのモーターホームのサイズは3,495kgと普通免許で運転可能なギリギリのサイズ。3,500kgまでが普通免許で運転できるサイズ。長さが7.4メートルとこれも初体験のサイズ。しかも、車内の後部はベッドルームになっているので、後部に窓がなく、ルームミラーからは車の後方を確認することはできません。この大型車を運転するのはドキドキしました。リバース用のセンサーもなく、唯一頼りだったのが、車内の画面に映る後方向きのカメラの画像。これまた左右逆で、ミラーのようには映らないので難しかった。後方の右から来る人間が、画面では左から来るので、あまり画面に頼ると危険を感じたので、サイドミラーだけを信頼した。

ちょっと怖かったけど、借りると決めたからにはやるしかないと、思い切ってモーターホームに飛び乗り、運転しました。

モーターホーム豆知識: 1オートマ限定の免許だと、マニュアル車しかないので気をつけてください。2 走行距離に制限があります。1日225km程度。ノルウェー国内を回る程度で1日4時間程度の運転であれば問題なし。3 水に溶けやすいトイレットペーパー(4つセットで£5)とトイレに入れる匂い取り(£20)が必要。トイレットペーパーを2セット買って、合計£30。(トイレ使うのに£30。高い)

初めて運転するモーターホームなのでいろいろ説明を受けている間に出発が午後3時となり、本日はとにかく南へ向かって、明日のPreikestolenの崖っぷちに近づこうと思います。

次回に続きます。お楽しみに。

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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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