英国ロックダウン中の小学校再開/primary schools reopen during lockdown in England

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英国の小学校、6月1日より段階的に再開 首相発表

このニュースが5月24日に発表された時、

大丈夫なの⁉️

と思った人は、たくさんいたと思います。私もその中の1人です。

一部の地域や学校を除いて、小学校を始める前のReception学級、Year1、Year6 が6月1日から始まるというのです。

それからは、学校のクラスママのグループチャットが忙しくなしました。

というのは、この段階的に再開される最初の学年に、私達の子供達が該当するからです。 

ロックダウンで閉校になっていても、医療、福祉、警察、教育など地域社会に不可欠な職種についてるキーワーカーの子供達は、休校中であっても小学生と中学生最初の学年Year7は学校が受けているので、通っている生徒達もいます。

息子の学校もその子供達を受け入れているのですが、段階的に再開されるとなってからは、毎日Twitterで生徒達がどの様に過ごしているか送信されるニュースに釘付けでした。

クラスグループチャットでは、もちろん賛否両論あり。学校が再開されるにあたって、質疑応答、アンケートなど学校とのやり取りは今まで以上になりました。

私達は、息子を行かせるかまだ未定の返事のまま何度も考え、ニュースや学校からのレターなどを読み、最後の最後まで迷いました。

学校からは、再開発表がある前の早い段階から話し合い、具体的に決められた事や準備をしている様子などが随時Twitterを通して送られて来ました。

息子の学校は、1学年4クラスというイギリスでは在校生が比較的多い学校です。ソーシャルディスタンスを考えて、政府が支持したBubbleという1グループ15人以下のグループに分けて再開するには、教室が足りるのか心配でしたが、月火がYear1、水曜日は大消毒の日木金がYear6で金曜日の夕方に大消毒という、最初は16Bubbleで週2日ずつ再開する。Reception は様子をみて再開日を決めるという案に収まりました。

  • Bubbleで分けられた生徒達は、毎回同じグループの人、同じ先生と同じアシスタント以外は接触しない。
  • 登下校は時間をずらす
  • 廊下で他のbubbleの生徒との接触を避ける。たまたま息子の学校は、教室にそれぞれ校庭に直接出入り出来るドアがあり、日頃から登下校の際はそこから出入りをしています。
  • トイレは1Bubble用に1か所決められているので、そこだけを使う。
  • 昼食は教室の自分の机で。
  • 休み時間は始業時間をずらしているので、移動は重ならない。過ごす場所も分けている。
  • 1日は制服で通学。成長して着れなくなった場合などは、学校に相応しい服であれば私服でも可。
  • もう1日は体育の授業があるので、家から体操着を着て来る。そして1日それで過ごす。

  • 持ち物は、水筒と学校給食ではない人は、パックランチをジップロックなどのプラスチックパックに入れて持参。ゴミはその中に入れて封をして、教室内に指定された蓋付きのゴミ箱に棄てる。学校給食は、スーパーなどで売っている様に、既にパックされているのを教室まで届ける。
  • 家からは、水筒とパックランチ以外持って行かない。
  • 学校からも何も持ち帰らない。
  • 帰宅後は手洗をしっかりする。当たり前するよ!(心の叫び)
  • 学校で着た物は帰宅後直ぐ着替え、洗濯するそりゃそうだ!

などなど、細かい事まで書かれていました。

リセプション側の入り口付近

準備された教室

体温が計れる顔認証カメラ

学校側の準備と対応、私達家族の中には疾患がある人はいなく皆健康、息子がある程度大きくなって状況を理解している、小学生最後の年なので行かせてあげたい、息子も学校に行きたがっているなどなど。

最終的に、行かせる決断をしました。

同じ歳の子供を持つ友達とも、学校へ行かせるかどうかいろいろと話をする事もありましたが、地域に寄って感染率が違う、学校に寄っても準備出来る範囲や対応が違う。それぞれの家庭の事情や考え方も違います。お互いに自分達の出した答えを受け止め合う形で会話は終えてます。

クラスグループチャットでは、約3分の二が行かせるということでした。

本日6月11日から、息子は週二回の学校生活が始まります。

他週3日は、今まで通りに朝ネットで送られて来る課題をします。

学校によっては、毎日ある、週4日、隔週など様々です。

息子のBubbleは、一番最後の通学時間で9時。朝一番じゃないので、なぜか得した気分です☺️

約3ヶ月振りの学校、帰って来て学校の様子など聞くのが楽しみです。

さて、政府は全生徒が夏休み前に学校を再開するのは難しいと発表した後、仮設ナイチンゲール病院を作った様に、仮設校舎を作る、空いているオフィスや教会、コミュニティーホールなどを使って、遅れが出ている子供達のサマーキャッチアッププログラムは出来ないか考えていると発表しました。

Nightingale School for Summer

来週から更にロックダウン穏和がある様ですが、パンデミック(集団感染)が起こらない様に、私達個人もこれからも続けて注意をしていきたいですね。

今日も読んで頂き有難うございます。

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About the Author: norinori

セントラルロンドンで、仕事、結婚、出産をし、子育てに優しい環境を求め、ロンドン郊外に引っ越す。プチDIYを体験し、今度はガーデニングに少し足を踏み入れたいと思考中。 美味しい物を囲みながら、みんなでわいわいと情報交換をするが好き。

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