第2の人生、どうしようかな?
最近上がっている年金問題。老後が心配ですね。「心配しながら生きるのはもう嫌だ!」と思う人、これからどうしていくか、いっしょに考えてみましょう。
伸びる平均寿命
医療科学の発展で、治せない病気も治せるようになって、年々、平均寿命は伸びてきています。昔は年金が60歳から受けられましたが、それが今では年々伸びてきて、近い将来、70歳になるとも言われています。
「昔だったら60歳で年金受けられて、退職できたのになあ」と残念がるのが、一般的な考えです。もし、さらなる医療科学の発展で長生きができるとしたら、今から20-30年後は平均寿命の上昇が予測され、90歳まで生きる人が増えてくると思われます。
定年後はどうする?
そんな中、もし60歳で退職したら、そこから30年間、どう生きるかを設計を立てなければいけません。しかし、よく耳にするのは、「老後は好きなことをやって、ゆっくり過ごす」という意見です。
「好きなこと」をやり続けることができれば素晴らしいですが、なかなかそうは簡単にいきません。ただ「老後をゆっくり」と思っている人は、とくにやりたいことも見つからず、日々を過ごすことになってしまうでしょう。
子供に問いかけた夢を今度は自分に
子供たちに、「大きくなったらどんな職業につきたい?」という疑問を大人たちが真剣に問いかけるのは、年齢が10歳前後ではないでしょうか。そしてその15年後ぐらいには、子供は大人になり、過去にあげた将来の夢はなんだったかなあと、大人になった自分に問いかけます。
早いと30歳手前ですでに大成して「夢がかなった!」と喜ぶものもいるでしょう。ざっくりこの間20年としましょう。
その20年を40、50歳代から始めると想像するのです。今の専門知識を伸ばして社会に貢献できるのであればそれは素晴らしいでしょうし、全く新しいことを夢見て勉強を始めるのもいいかもしれません。
もう遅いは遅くないかも
科学の発展で、これだけ情報が簡単に、好きな時間に手に入るようになりました。昔みたく「年寄りが学校に行くのは恥ずかしい」という概念は消えつつあります。学校に行かなくても、学べる機材は簡単に手に入ります。そんなチャンスをいかさないのはもったいないです。
「もう遅い」と思うことを忘れ、「やってみよう」に切り替えれば、子供の頃に聞かれた「大きくなったら何になりたい?」という質問を「第2の人生が来たら、どんな職業につきたい?」に変えて、もう一度自分に問いかけることができるのではないでしょうか。
体力の衰えに準備
そうはいっても、老後は明らかに体力的には衰えが始まります。体力をつけることは必要です。椅子に座って物事をするにも、集中するにも体力は必要です。程よい運動で体力を維持したいですね。
食事もバランスが取れたものが良いといわれます。バランスが取れたものが何なのかは、自分の体を知って自分で決めることしかありません。それも第2の人生の課題に入れておくとよいでしょう。
年収は欲張らず
年収は欲張らずに自分の体力にあった内容の職業を設定すると気も楽になるでしょう。過去の年収と比較して、納得のいかない気持ちを持つと、ストレスがたまります。
年功序列は時代遅れです。できる人を素直に認め、学び、自分に力をつけることが目標です。それが伸びる秘訣だと思います。
何を勉強するかは自由
インターネットを利用して、無料で学べるものはとことん勉強する。ただし、情報の多さに、時間を無駄にする可能性もあるので、そこは計画的にやらないと、時間を失います。
子供への愛が幸せとなる
子供がいて、そんな時間はないと言うひともいるでしょう。それはそれでいいのです。それは子供への愛情の投資であって、子供が何を学んで成長するのが一番適切かを一緒に考えてあげる時間を作ることで、あなたの将来を豊かにしてくれるでしょう。
子供に時間とお金を費やし、愛情を注ぐことはそれなりの勇気と体力がいります。しかし、子供は必ずその親の努力をなんらかの形で返してくれるはずです。
目標を決めて新たな出発
「もう年寄りだから」という言葉でなんでも諦めてしまうと、自分にも家族にも悪影響を与えてしまいます。
やり続けたいことは何か、新しく挑戦したいことは何か、はっきりとした自分の目標を持つことで、第2の人生の準備ができるのではないでしょうか。
「将来の夢」を、第2の人生に向けて、掲げることができれば、自分の体力に見合った職業が見つけられて、今直面している年金問題を心配せずに、生きられるのかもしれません。
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