まあ、コロナ規制中に旅行するのは金かかるわ。その方法とおまけ:乗り物酔いするあなた!イギリス人の対処法
コロナ拡大中
ロックダウン全面解除まであと2週間と迫ったイギリスだが、サッカーユーロ2020でイングランドが準決勝まで進んで、1966年以来のメジャートーナメント優勝をかけて盛り上がってるとこをみると、もうすでにコロナ終焉が来たような大騒ぎ。日々の感染者数は3万人近くまで増加。ただし死者数、重傷者数をそれぞれ25人、250人と抑えてる。
そうは言っても各公共施設は引き続きコロナ規制は行われている。今日はある事情で2週間ほど前にイギリスの外に出てヨーロッパの国を訪れたのでその手順を紹介。
飛行機搭乗前72時間以内のコロナPCR検査
まずは空港近くにあるPCR検査場で渡航3日前になると£60(約9,250円)で検査をうける必要がある。その結果が24時間以内にメールで送信される。
検査時は車で到着後、車内に座ったまま、窓越しに係の人が綿棒で、口の中5秒、鼻の中を10秒、グリグリと。
搭乗当日にコロナ陰性の証明書がないとかなり面倒なことになるので、パスポートと共にこれは持参すると良い。
飛行機内は満席で咳をするものもおり、不快感が極まりなかったが、どうしようもなかった。
NHSのアプリが活躍!!
現地に到着すると長蛇の列。ここで活躍したのがNHS(国民保険サービス)のアプリ!すでにワクチンを2回打ってあるという証明ができて、他の搭乗客の退けて、私が1番最初にゲートを出る。
そして各国のルールは確認しなければいけないが、私の場合は隔離要請なしで入国と同時に自由に行動できた。
イギリス帰国の際
アンバー国(国が定めるコロナ感染拡大危険、黄色信号の国)から帰国の場合、イギリス帰国後は10日間の隔離要請が出て、2日後と8日後のイギリス国内でPCR検査が必要。その検査を帰国前にインターネットで予約 (£149)。ちなみにグリーン国(青信号の国)は2日後の検査のみ(£89)。
検査予約はこちらのリンク⬇︎
https://www.expresstest.co.uk/book-a-test/
しかし、隔離生活10日も待てないという人には5日間で隔離生活を解除する特別枠のようなものが£99でオファー(何だそれ?コロナを完全に裏手にとって、単なる金儲けにしか見えない)。
結局、「時は金なり」。私はこの£99払って5日間隔離を選択。2日目、8日目のPCR検査と5日間隔離生活をセットで£189で購入。なんか、”セットならお得”感丸出し、コロナで金儲けの嫌なところばかりが目立った後味の悪い帰国となった。
日本の場合
日本に入国の場合は6日間ホテル生活と実家に帰らない場合は更なる8日間のホテル住まいと14日間の隔離生活が必要とされる。最初の6日間のホテル代は政府持ちだが、残りは自腹。
激安航空券がやばい!
コロナ関連費用でうんざり来ているところに朗報が。片道ではあるが、格安航空券の値段(荷物なし)がなんと£4。そして帰国の飛行機の中は22人の客。航空会社のこのフライトでの売り上げ£88(荷物なしの場合)で、本当に航空業界が大打撃を受けている様子がわかった。結局、飛行機搭乗の値段は、荷物を加えると重さによって異なるが、£50−100はかかるので流石に£4だけでは帰国はできない。しかし、本当に人間の移動だけなら超激安となっている。
渡航時、コロナ関連費用まとめ
コロナ規制中に黄色信号の国に行くと検査を3回(行き1回£60、帰り2回£149)受けなくてはいけないのでそれで£209かかる。
そしてイギリス帰国後の10日間隔離を5日間に短縮を希望の場合はセットで£189で、行きの検査(£60)と合わせて計£249かかる。
コロナ関連費用は家族4人で合計£996。
年1回の家族旅行で貯めたおかねプラス、上記の値段は相当な負担となる。
結論
コロナ規制中は旅行に行かない。
普段通りに戻るまで旅行は控えた方が賢明のようだ。
おまけ:乗り物酔いに弱いあなた!イギリス人の対処方法
先日、子供たちが念願の日帰りの修学旅行に行ってきた。車酔いが激しい子供に持たせたのはこちら⬇︎。錠剤を飲ませ、リストバンドをさせた。無事、体調不良になることもなく、楽しい1日が過ごせた。
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