

イギリスでDIY
このたび、めでたく、マイホームを購入するにいたりました。
ここエディンバラは人気エリアの物件だと、2週間も待たずに売れてしまう、時には数日で売れてしまうという競争の激しい街です。そんな中、なぜか半年も売れ残っていた、ちょっとドキドキざわざわする物件を選びました。
そして最近、私はというと、毎日DIYに明け暮れています。
イギリスで知った「DIY」のスケール感
日本にいた頃、DIYといって私が思い浮かべたのは、棚や椅子を作るような、小物作りのイメージでした。
でもイギリスに来てから、DIYの定義が一気に広がったのです。
壁を自分で塗り替える、壁紙を貼る、床材を張る、窓枠にシリコンを流し込む……。
知人友人たちは、これらを普通にこなしています。
正直、私はそういう作業が得意ではないし、いつか自分の家を持っても、たぶん一生やらないだろうと思っていました。
ところが。
仕事から帰ったらDIY、またDIY
この家を購入してからというもの、
仕事から帰ってきたら DIY。
週末も DIY。
毎日毎日 DIY。
この家は、直すころがいっぱいあって、お買い得だったのです。
こちらは、黄ばんでいた天井を、白く塗り直す前の様子でございますが、お気付きの通り床も壁紙もありません。
欧米特有の、靴で歩きまわっていたのであろう、地獄のようなカーペットの床を引っ剥がしました。
湿気でごわごわになっていた壁紙も取り去り、壁の傷を埋めてやすりがけました。
年季の入った窓枠のペイントも、やすりがけして落としました。
これが、DIYです。
DIY道具が借りられる、Edinburgh Tool Library
他にも、家のあちこちを切ったり削ったりくっつけたり。
手作業だと、とにかく時間がかかるんです。腕も腰もおかしくなります。
ノコギリや電動ヤスリなど、
「たぶんこのあと今生使わないだろう」と思う工具を買うのは気が進まず、どうしたものかと思っていたところ、Edinburgh Tool Library なるグループの存在を知りました。
年間8,000円ちょっと(40ポンド)で、さまざまな工具を借り放題。
おかげで、必要なときに必要なものだけ、本格的な道具を借りることができます。ボランティアのスタッフの方の多くが熟練ディアイワイヤーで、借りる道具のおすすめを聞いたり、質問することもできて、心強い。
これが本当に便利で、エディンバラでDIYをする人みんなにおすすめしたいくらいです。
まだまだ続くDIY生活
そんなわけで、最近は毎日手が何かしらの物質で汚れています。全く今年はクリスマスどころではない上に、年末母がイギリスに来てくれるのですが、その頃一体家はどうなっているのかハラハラです。母には、ある意味での英国体験をしてもらうことになるかもしれません。
これからも進捗をゆるく記録していこうと思いますし、完成の暁には、私事ながらまたご報告したいです。
みなさまは、温かい安らげる家で、素敵なクリスマス年末をお過ごしください。
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