

イギリスからたったの3時間!穴場な国モンテネグロ
イギリスではイースター休暇に続き5月最初のバンクホリデーも終わってしまいました…
日本ではゴールデンウィークの大型連休が終わり通常営業がスタート。
この時期なんだか気もそぞろに現実逃避中のそこのあなた!
イギリスからたった3時間。まだまだ知られていない穴場中の穴場。謎めいた国、モンテネグロに行かれてみてはいかがですか?
モンテネグロってどこやねん?!って速攻ツッコミ入れたくなりますよね。
安心してください、魅力いっぱいの国なんです!
日本人にとっての認知度はまだまだ低めですがヨーロッパの方々は長期休暇にモンテネグロを訪れる程、自然と歴史に囲まれた絶景の穴場です。
モンテネグロの基本情報
- 位置: バルカン半島に位置する。西側はアドリア海に面し、反対側は山地である。ボスニアヘルツェゴビナ、セルビア、コソボ、クロアチア、アルバニアと国境を接する。位置はこちら ↓

- 面積: 日本の福島県とほぼ同じ
- 地理: 石灰岩で覆われた山地で国土の大半を占めている。国名のモンテネグロはその地形通り、イタリア語で「黒い山」を意味するが公用語のモンテネグロ語の正式名称は Crna Gora、Црна Гора(ツルナ・ゴラ)。海側の一部は氷河によって出来たフィヨルド。
- 歴史: ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の1国であったが1992年セルビアとモンテネグロで共和国を結成。その後2003年に両共和国による国家連合セルビア・モンテネグロが発足。2006年、セルビア・モンテネグロがそれぞれ独立し、現在のモンテネグロになる。
- 文化: 主な産業は観光業であり次いで農業。オリーブや葡萄などを作っている。ロシアからの移住者が多く宗教もロシア正教が大半を占めている。賄賂などの悪行も根強く残る。昨今、2017年のモンテネグロNATO加盟と今後のEU加盟支持の傾向にロシアが反対しているから両国は緊張状態である。(←現地人の話)
モンテネグロへの行き方
日本から: 残念ながら直行便はない。ヨーロッパの主要都市で乗り換えモンテネグロのポドゴリツァ空港へ飛行機で移動。所要時間10~15時間
イギリスから: モンテネグロのポドゴリツァ空港へ飛行機で3時間。ドーバー海峡を渡り陸路での入国やイタリア、クロアチアから船での入国も可能。
番外編: クルーズ船の寄港地でもあるのでクルーズでの入国
通貨はユーロ。でもEU加盟国ではありません!
EU加盟国ではないのに通貨はユーロです。
これには歴史的経緯が…
時は1990年代、旧ユーゴスラビアの内戦により当時の通貨ディナールが大暴落。このため、モンテネグロは1999年にドイツ・マルクを一方的に導入。
その後2022年、ドイツのユーロを導入に伴い、モンテネグロもユーロを唯一の通貨として使い始めました。
ただ、モンテネグロはユーロ加盟国ではないので、ユーロ紙幣、貨幣の製造は出来ないのです。
もう1点、ユーロ加盟国ではないので携帯電話のデータ、EUローミングサービスは適用外です!
実はくりのしん、これに気づかず検索やら地図やら使いまくってたら£20ほど追徴されました…
特にイギリス、ヨーロッパ在住の方はご注意を!
実は日本とも繋がりがあった!
- 日露戦争で宣戦布告?? : 日露戦争時、モンテネグロ公国はロシアの管理統治下にあった事から1905年、モンテネグロ公国は日本に宣戦布告し、ロシア軍とともに戦うため義勇兵を満州に派遣していた。 しかし実際には戦闘に参加しなかった。
- サッカー留学: FKアドリアという日本人とモンテネグロ人の融合チームが日本から金の卵達の受け皿となってサッカー留学をサポートしてる様です。FKアドリア公式ホームページ。
モデルルート
- 世界遺産4か所を巡る

- 観光地5選をサクッと巡る: ①世界一美しいフィヨルド港町コトル(Kotor) ②首都ポドゴリツァ(Podgorica) ③絶景のペラスト(Perast) ④リゾート地ブドヴァ(Budva) ⑤ミイラに祈りを捧げるオストログ(Ostrog)
1番のオススメルートは…
ズバリ!
クロアチアのドブロブニクから
↓
陸路でモンテネグロ入国
↓
絶景の港町ペラスト
↓
ボートで世界遺産コトルへ
次回、モンテネグロの世界遺産コトルと絶景の港町ペラストをご紹介いたします♩
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