

マラガ散策と敬虔な祈り
こんにちはすめらるだです。今回は長いです。写真だけでもどうぞ。
今日はスペイン・アンダルシア州・マラガ市に滞在した時の様子をお話ししたいと思います。
3月のマラガは寒かった。。。砂漠のようにジリっと焼けつく太陽だった夏のマラガ。春だしきっと暖かいだろうな、と思いながら現地入りしました。いつもイギリスは急に夏が来て何を着ていいのか,サンダルを履きたいけどかかとのお手入れが間に合ってなかったり。。しかし、この冬はいつでもサンダルが履けるようにかかとの状態を維持してきたのですよ。颯爽とサンダルをスーツケースに詰め。。
無理。寒い。
🥶 👡結局陽の目を見ることはありませんでした。

太陽はギラギラなのに空気はひんやり。
太陽の国であっても欧州の春を侮ってはいけない。。。_φ( ̄ー ̄ ) 夕方キックオフのサッカーの試合を観戦しましたが、手袋も毛糸の帽子も必要だったくらいです。 周りを見渡すとやはりお客さんは厚めのダウンで防寒は完璧に見えました。暑い国の人だもの寒さには弱いよね。
私は出発の朝が寒かったのでたまたまダウンを着て行ったのが幸い。。。ほぼ毎日夕食時はコートを着て出かけました。
もちろん早朝のカフェタイムも寒い。それでもみんな朝からコートを着て外でお茶。 人々の話し声に負けないくらいの大きな鳴き声の鳥たち、無視できない・・・
さすが観光の街、大通りの歩道はかなり広く作られていて、どのお店も歩道にはみ出してテーブルが並び、外でお茶や食事ができるスペースが充実している。年間300日は晴れている太陽の街ですからね、外もレストランのうち。壁側にヒーターがずらりと取り付けてあり、席を赤々と照しらして、万全な外ご飯の準備がされています。夕食は10時スタートでもまだまだ空席を探すくらいに盛況なので、あまり時計は見る必要がなくなってくるような。。。
街路樹には春らしく花がたくさん咲いています。





マラガ市内は地下鉄(メトロ)も電車もバスもアクセスが素晴らしく自由自在。意外。
イギリスの銀行のデビットカード決済でスマホからでもピッとタッチ。
とても便利でした。私でも迷わず乗れましたよ。とにかくメトロが新しくてキレイ!!TFLにうんざりしている私には衝撃の清潔さ。



時刻表通りに発着しています。バスに乗り換え向かったのは海


潮の香りを深呼吸するだけでも自分に戻っていくような。海の匂いって世界共通なのかな、懐かしい。
いつも歩いている森の波動とは違い、海の圧倒的なエネルギーにチューニングされていく感じがします。海女。海辺に住んだことがないのに懐かしい気持ちになるのは私だけですか? そして自然とビールを飲んでしまうのも私だけでしょうかね。かんぱーい🍻
今回ちょっとした観光もしました。Cueva de Nerja ネルハ洞窟、マラガ市内から車で45分くらい、公共の移動手段で2時間弱です。
特に遠出をするつもりがなかったのでちょっと出掛けてみる?というノリで出発。ここは発見されてまだ67年くらいの鍾乳洞と聞いています。
が、すごかった。
行ってみて皆さんにその規模の大きさを体験して欲しいので写真は小さく載せておきますね。日本の鍾乳洞と違い全然冷んやりしていません。
洞窟内は年間を通して20度くらいに安定しているそう。中は乾燥していて、活火山ならぬ活鍾乳洞という感じではありませんでした。年間を通して晴れの日が多いマラガ地方も古代では雨が沢山降った時代があったのでしょうね。
この洞窟にはネアンデルタール人など人類の祖先かもしれない人々が描いたとされる最古の壁画が多数残っています。4万5千年前だとか。。直接その壁画エリアにはアクセスできません。重要文化財として厳しく管理されている模様。洞窟を観光用に公開しているのは三分の一だけです。その古代の壁画を模したものがネルハの洞窟のマークになっています。
この鍾乳洞が形成される悠久の時間の流れの間、約80万年ほど前に巨大地震があり、その時の衝撃で倒れた大きな鍾乳石の柱の姿も見ることができます。世界最大規模の石柱の隣に世界最大規模の石柱が折れた状態で横たわっています。全てが途方もない。。。






さてこの日はキリスト復活祭、イースターの聖週間/Semana Santa 始まりの日。マラガはカトリック教であるスペインの中でも盛大に復活祭をお祝いする所だそうです。そのような知識は全くなく。。長男に「明日からは街がすごいことになる」とだけ聞いていました。洞窟見学を終えマラガ市内に戻って早速そのお祭りを見に行ってみることにしました。滞在先から地下鉄の終点の駅に降り立ちました。乗客はみんなさんジャケットを羽織ったり、女性もきちんとしたスカートを履いていたり、小綺麗にしています。聖週間の初日でも教会近くは大勢の人々が石畳の小道に立っています。ブラスバンドの音が響いている方向に行くとこれまでに見たことのない光景が。。。

この方達は。。。。まさか・・・っK・・っK
マラガ県での特徴あるこの行事。特大の山車(トロノ)の前を整列して歩くこの目出し帽のとんがりさん達は「罪を悔い改めた罪人(ナサレノ)」と呼ばれ、原罪を背負って亡くなったキリストへの敬意を表した伝統装束を着ています。
本当に驚きました。色々想像してしまいましたが、こちらの装束の歴史は長く600年以上前から続くものだそうです。次に女性がお香を焚き、道を清めながら歩き、そして涙を流したマリア像を載せた大きな山車が続きます。お神輿と同じように肩に担いで横に揺れながらゆっくりと歩いてきます。担ぎ手は全員男性。マリア様を撮るつもりが、いつの間にかフレームアウトし担ぎ手のイケメン度チェックをしてしまっていた罪深い自分。気づくと正装をした隣の男性が胸に十字を切り静かにお祈りをしていました。そしてその横を見るとやはり静かにお祈りする女性の姿。山車の後ろはブラスバンドが演奏しながら整列して続きます。お祭りと言っても誰も声をあげることなく黙々と歩いていくこの行列(プロセシオン)は日本のお神輿を担いでいるときの活気とは真逆でした。私の見た限りでは日本のように若者がグループで信仰心とは関係なくお祭りを楽しむ様子もありません。街全体がこの1週間のために一体化して動いているように感じました。畏怖と尊敬の念がプロセシオンに向けられて一心に同じ方向へ向いている。その姿に圧倒され感動しました。
知識と敬意が欠けていた自分が本当に恥ずかしい。。
山車は一つだけではありません、次から次へ教区ごとに頭巾の色も違い装飾も様々だそうです。見物できる場所と時間の関係で今回私はほんの一部しか見ることができませんでした。近い将来是非1週間ゆっくり見てみたいです。
アンダルシア州はマラガ県、セビリヤ県、グラナダ県など8つの県で構成されていて、セビリヤ県の山車は担ぎ方違うとか、グラナダはあのアルハンブラ宮殿の坂道をプロセシオンの一行が下ってくる幻想的な様子が見られるとか、それぞれ違いがあるようです。もしイースターにスペインに旅行する機会がありましたら是非訪れる州の行事の特徴と行列が見られる街の中心地を下調べしてから行ってみてくださいね。





【今月のお酒】

シエスタの国スペインでは生ぬるいビールが出てきたことはありません。生ビールも瓶ビールもきっちり日本人好みに冷えているんですよねぇぇ✨
陽気に飲む周りの人に合わせて乾杯🍻!!!
バールでは生ビールというとAlhambra(アルハンブラ)が大体出てきました。これはグラスに幾何学模様(アラベスク)が入っているのですぐわかります(下記写真参照)。この辺りの代表的なビールなのでしょうね。
お店によってはビール1杯にタパスが一種類付いてくる所もあります(おとうし的な?)。知識のない私は提供される生ビールを飲んでいましたが、あるお店で「VICTORIA」という生ビールが出てきました。これまた素直に乾杯🍻!おおお!!美味しいです。ホップ感が濃くて深みが・・・更に美味しい✨✨味の違いを語れるほど詳しくないのですが、マラガに行ったら冷たいVICTORIAビールをどうぞ!!

グラスには幾何学模様

アラベスク模様がアルハンブラの目印
スペインのこのイースターの伝統行事、ぜひ大切に後世に受け継がれて行って欲しいです。
追伸 マラガの3月は冬ですよ。
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