夫婦げんか、昔と今、これらの対策
夫婦で生活しているとケンカはつきものです。長い夫婦生活の中で、時間が経過するごとにケンカの内容も変わってきます。そんなケンカの内容を結婚当初とそれから10-20年経ったあととで、ケンカの内容を比べて、対策を練ってみたいと思います。
人は生まれると1人では生きていけないので、誰かの手助けを借りながら生きてきます。そして、個人差はありありますが、10代ぐらいの頃から、大人から離れて自分で生きられるか試そうとし始めます。このころに、「自分で好きなように生きたい」という親離れが始まります。そして、自分で意識を持って、好きなように生活し、「大人」と呼ばれるようになるのです。
そして、ずっと自分が好きなように生きてきたのに、ある日、好きな人ができて、結婚します。結婚すると1つ屋根の下で一緒に住むことが一般的です。家族でもない赤の他人と共同生活をしなければなりません。愛し合っているのだから、一緒に住むのにも苦にならないというのが結婚当初の気持ちだと思います。
しかし、そんな仲の良さそうな愛し合った夫婦でも、長年かけて作り上げた「自分」を受け入れてもらえない時はあります。生涯暮らしていくにはある程度のルールづくりをしないと喧嘩はします。ぶつかり合うのです。
結婚したて当初
新しい親戚との関係
これは義理母、義理父との関係はもちろん、その周り、パートナーの親戚のおじさん、おばさんなどに気を使い、そのストレスをパートナーにぶつける。これよくありますね。特に結婚式の席に誰を呼ぶとかでありがちな口論の内容です。そして、相手の親と一緒に住むことになったりする場合は、結婚後もそのストレスは続き、パートナーに怒りをぶつけます。きゅうくつに感じるのでしょうね。
家を購入
これは、アクセサリーや服と違って、お互いの希望を同時に満たさなければならない難しい買い物です。自分が小さい頃どこで育ったかも、家の立地選びに影響してきます。なるべく自分の心地よいと思った慣れた環境に近い場所を選びたいですが、お互いが全く違う土地の人間ならこれは重要な議論になります。
子育て期間
子供が生まれる
今まではパートナーとの意見交換で仲良くできたかもしれませんが、ここからは、もう1人家族にメンバーが加わり、しかも、話し合って解決できる相手ではないという、なかなかの強者です。生まれてきた赤ちゃんのかわいい姿を見て癒されながら、日々のつらい子育て業務を頑張ります。共働きを続け、子育ては第三者に任せて、仕事中心にするか、または、どちらかが子育て専念でほぼ24時間つきっきりとなるか、ここも、もめ事となる原因です。
この頃から、「時間がない」という言葉を口にするようになります。これは今までの自分の時間が子育てによって削られてしまい、自分の生活のリズムが変わっているとき発する言葉だと思います。そしてイライラします。この時にパートナーとの衝突することがよくあります。
子供の将来を考えて教育方針を決める
はっきりいって、子供の将来なんてわかりません。なので、親は周りの子供と比べながら、少しでも「あの子よりは」とい気持ちで習い事などに通わせたり、私立の学校などに行かせたりします。もちろん、これをするにはお金がかかります。仕事をして子供の教育費にほとんど給料を持っていかれることに不満を感じるパートナーもいます。
結婚生活10年以上経過
長い結婚生活でお互いの気持ち
「もうそれ言わなくてもわかってよ!」思ったことありませんか?でも大人になってしまったパートナーは「自分」が強いと、何度言っても聞かないことはありがちです。特に年齢的にも自信に満ちあふれた40代にもなるとそれを強く感じます。
聞く耳を持たず無視する
長年の結婚生活で、何度も繰り返しになり、「またその話か!」的に解釈されて、どんな内容を言っても聞いてくれない。これは夫婦に危険信号です。無視が始まったら、早期解決をお勧めします。
お財布の管理
特にありがちなのが、「俺が稼いだ金」という認識の旦那に、子育てを頑張っている嫁の間で起こる問題。「稼ぎ頭」という言葉もありますが、これはチームプレーだからこそ、そういうのであって、夫婦もチームプレーみたいなものです。誰が稼いだではなくてみんなで頑張って家族を養うと思えば、お財布の管理もうまく話し合っていけるのではないでしょうか。
テクノロジーの発展で変化した夫婦ゲンカ
テクノロジーの発展で夫婦間に大きな影響を与えたものといえば、真っ先に思いつくのがスマートフォンの登場。コミュニケーションツールが今と昔ではだいぶ変わったと思います。ケンカして言いづらいことも、テキストなどで話し合って仲直りということも増えました。逆にメールやテキストで激しく厳しい言葉で伝えるという人もいます。パートナーからのメールが怖くて、うつ病になってしまう人もいるそうです。
テクノロジーの発展で助かっているのが、ナビゲーションではないでしょうか。待ち合わせの場所に迷わず行けるようになり、道に迷って遅れ、口論となる回数が減ったと思われます。そのほか、車のナビゲーションでいくと、助手席に座って地図を読んで、うまくナビできずに口論になるというのもなくなりました。大きなかさばる地図を広げてナビしてもらったのが懐かしいです。
まとめ
以上の結果から夫婦仲良く暮らすには
- お互いの親戚関係をわかり合う
- 相手の育った場所も考慮して、納得のいく立地条件の家を買う
- 赤ん坊を育てる期間はチームプレーと思って助け合う
- 子供の将来の様子を予想するのは難しいので、教育費は、余裕のある計画を立ててストレスを抱えない。
- 言わなくてもわかってよと思わずに常に伝える
- 無視されるようになったら、話す機会を多く設ける
- 家族に入ってくるお金は家族みんなのもの、貯金もしながら仲良く分ける
- スマートフォンでのコミュニケーションを利用して言いたいことをうまく伝える
- ナビゲーションは常に最新のものを取り入れ、待ち合わせなどに遅れずにイライラさせない。
夫婦ゲンカは基本は話し合いができないコミュニケーション不足から始まることが多いです。もちろん育ちの違う赤の他人同士なのですから、話し合ってわかり合うことが非常に大切になります。時には相手の気持ちをわかってあげて賛成してあげる気持ちが大切です。そうすれば相手もこっちの意見に耳を傾けてくれると思います。時にはパートナーの子供の時のかわいい写真を見て、自分の子供を愛するような気持ちで、許してあげるのも1つの対策方法かもしれません。そのほか、自分でやりたいことが見つかって、一緒にいる時間が減ったおかげで、距離が保ててうまくいくという人もいます。
いろいろありますが、基本は、長い結婚生活、よりよくするにはお互いに話して聞いてわかり合う、この何気ない行動で解決できるかもしれません。
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