ここが私のスカイ〜病院編〜

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もうすぐ14歳になるアニメ大好き娘。毎日毎日ムーディで勉強もしないし困ったもんです。そんな娘は最近では ちはやふるを見て百人一首にはまってしまいました。百人一首がないなら作ってしまえ!と厚紙を切って百人一首の取り札を作り、誰も読んでくれないならappに読んでもらえ!とappに面倒見てもらい、マミーが対戦してくれないなら一人で練習する!と部屋にこもって影練しています。

なので最近隣の部屋からは低ーいおじさんの声で「ちはやぶる〜神代も聞かず〜龍田川〜からくれないに〜水くくるとはぁ〜〜〜」ピシッ(札を取り払う音)・・・などなど聞こえてきます。あれ、ここどこだ?

さて、今回はそんな娘が生まれた時の話です・・・

もう約14年前にもなりますが・・・

イギリスは普通分娩で出産したら1泊もしくは日帰りで帰されます。(ここはホテルじゃないんだよ!休むなら家で休んでくれ!・・的な感じ)

最初の陣痛が来てからなかなか出てこようとしなかった娘、とうとう産まれてくる前にお腹の中でウ○チをしてしまいました。? 感染していないかチェックが必要だったので助産婦さんの他に赤ちゃんドクタチーム(4人くらいいたなぁ。)も待機してくれていました。

そして、助産婦及び赤ちゃんドクターチームのチアガール?に支えられ無事娘が生まれました。

娘が産まれた時間が遅かったからか?(もしやウンチしたからなのか?)わかりませんが、その日は1晩泊まることになりました。

病室は4人部屋。私が病室に入った時は、向かいはまだ誰も入っていませんでした。斜め前とその隣は若い女性の方でした。着いた時、夜だったのでカーテンで仕切られていて顔とか全然見えませんでした。

こんな感じ↓

簡単に描いてみた

夜の8時になり面会時間終了で残念ながら旦那は帰ってしまいました。さてこっからは私一人。?

だが、私の斜め向かいのベッドのBさんの友達、9時になっても10時になっても帰らない。。。その頃まだ私の向かいのベッドCが空いていたのをいい事に看護婦さんが来るたびにベッドCに隠れるという強者たち。

色々あって私の右手の甲には点滴の針がまだ刺さっていて、左の甲は針を刺すのを失敗され血が漏れたせいで力が入らず、娘のお世話がやりにくいったらありゃしない。ただでさえオムツなんて変えたこともないのに必死。(イギリスは日本と違って何にも教えてくれません。)

でもやっぱり一番痛かったのは体の真ん中より下の方やったけど・・・?

看護婦さんを呼んで 針を取ってほしいと言っても忙しかったのか「Not yet!」とめっちゃきつく言われ その頃から帰りたいよーモードに。

そして夜の12時頃になり、やっとやっとや〜〜〜っとBの友達が看護婦に見つかってしまいました。(私だけが知っている、ベッドAの人が看護婦にチクりに行ったのを?)

看護婦「あらまだいたの?とっくに面会時間は終わってるわよ」・・・優しすぎるわ!byユニゴン

友達2名「あぁ、今ちょうど帰ろうと思ってたところ」・・・嘘つけー!見つかったから帰るくせに!何時やと思ってんねん!さっさと帰れー!?byユニゴン

やっとBの友達が帰ってくれました。(カーテンの向こうに男の人がいると思うだけで居心地悪かった)でもその後は電話の嵐。いろんな人に電話かけまくり娘の誕生をみんなに伝えるB・・・ってか、声でかいし!byユニゴン

そして電話もかけなくなり静かになったその時でした・・・

「F○×k sake! 」

「 F○×k sake!」「F○×k sake!」・・・

ベッドAの方から聞こえるFワード連発・・・?

・・・

えっ誰?

何故?

誰が言ってるんだ?

まさかのA?

怖い・・・怖いよー。?

その後もAの赤ちゃんが泣くたびに聞こえるFワード連発・・・

いやいやいやいやおかしいし・・・ここ新生児がいる病室。

怖いー!

寝れないー!

そして、赤ちゃんのオムツを替えているのかこんなのも聞こえてきた。

「F○×k Sake!」「 F○×k Sake!! 」

「I’ve just cleaned your b⚪︎×⚪︎dy as⚪︎×ole!!!!!」

・・・?

ウソやろ・・・赤ちゃんのお尻を、赤ちゃんのお尻を・・・ア、ア、ア◯×△▷×◯・・・

眠れるわけありません。

旦那がいた頃までぐっすり寝ていたのに 朝と夜の時間がわからない娘は夜中結構泣くわ泣くわ。そして泣かれるたびに「お願い泣かないでー!お願いー!?」と必死な私。Fワード言われたらと思うと怖かった。

そして、さらに最悪だったのが夜中何時かもう忘れましたが、ベッドCにも人が入りました。何が最悪ってベッドCに行くには私のところからしか行けないのです。このカーテンって何の意味があるん?っていうくらい私のベッドからベッドCへ出たり入ったりの看護婦及びCの家族・・・。こっちを見ないようにしてるとはいえ、Cの旦那らしき人、お母さんらしき人、お父さんらしき人がウロウロ出たり入ったりされると気になって仕方ない。?

そして戦いの末、やっと念願の朝がきました。旦那に「一刻も早く迎えに来て!早くここから出たい!」とテキストを送っていたので慌てて朝早くに迎えに来てくれました。

Dischargeの確認がとれるまでベッドで座って待っていました。その頃にはもうカーテンの仕切りもなくベッドA、 B、Cの顔も見れました。AもBもかなり若いお母さん。

それぞれ皆にもお迎えの人が来ていました。ベッドAを迎えに来ていたのは同じような若い女性。そしてまたここで聞き捨てならぬことを友達にいうA

A「あー早くタバコが吸いたい!我慢できない!この子も(赤ちゃんを顎で指し)タバコの臭いにすぐに慣れるわよね」

その言葉を聞きAの赤ちゃんは家に帰ってからちゃんと面倒見てもらえるんだろうか・・・と心配していたら、それを聞いていたBも心配したのかAに向かって聞きました。

B「その子って養子に出すのぉー?」(めーっちゃ軽い口調だった)

A「ハ?出さないわよ」(何言ってんだお前的な感じで)

ヒェ〜ようそんなこと本人に向かって言うわ?

Dischargeもらうや否やさっさと病院を出たのでした。(歩くの痛いからかなりゆっくりやけど気持ちはさっさと)

それでは最後に・・・

ここが私のスカイ!

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About the Author: ユニごん

大阪出身在英25年。ティーンの子供2人のお母さん。愛犬ダップーに癒される毎日。

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