イギリスのチャリティー・オープンガーデン

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちは、ミルミルです。

イギリスのお庭が素敵な季節になりましたね。

今日は、知り合いのイギリス人のお庭を見に行ったお話をさせていただきます。

数年前に主人から、「〇〇さんがオープンガーデンをするから見に行こう」と言われたときは、「えっ?ひとんちの庭見るのにお金払うの?」と思いましたが、チャリティーのためだと知って納得しました。

イギリスではチャリティー活動が盛んですが、子供の頃から、学校など様々なところでその精神が培かわれているように思います。

このオープンガーデンはThe National Garden Scheme主催で行われています。ナショナル・ガーデン・スキームは、1927年に看護婦達を援助するために、個人宅のお庭を一般公開しその入園料を基金に充てたのが始まりだそうですが、今ではイギリス・ウェールズで3500以上のお庭が一般公開され、億単位で集まった収益金をMacmillan Cancer Support、 Marie Curie、 Hospice UK、 The Queen’s Nursing Instituteなどをはじめとするチャリティー団体に寄付する、大きな慈善団体となっています。

ランドスケープガーデン

まずは1件目。

個人のお庭と言っても、広い、広い、広い!

これでも、ほんの一部です。ほんとに広かった!広すぎてかくれんぼできないぐらい!広すぎて見つけられない!

そして、緑が美しいだけでなくお花も綺麗でした。

日本では四季それぞれの花が咲きますが、イギリスではいろいろなお花がこの時期に楽しめますね。

こんな植物も!

シャクナゲもいろいろな色があって、綺麗でした。

ジャパニーズガーデン

1件目ほど広くはありませんが(我が家の庭と比べればめちゃくちゃ広い!)、和テイストを取り入れた素敵なお庭でした。

お茶とケーキ、プラントセール

イギリスと言えばティー!もちろんお茶とケーキは欠かせません。 そして、今回訪れたガーデンどちらでも苗木を売っているストールが出ていました。

この売り上げ金も寄付されるそうです。


N.G.Sから発行 されている「イエローブック」には、参加しているお庭の場所や日時などの情報が載っています。また、上記のウェブサイトでも簡単に検索できます。

N.G.Sと書かれた黄色い看板が目印です。

素敵なお庭を楽しみながら(もちろんティータイムも!)チャリティーにもなる、とっても素敵なイギリスらしい活動だと思いました。

皆様もこれからの季節、イングリッシュガーデンをお楽しみください!

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About the Author: ミルミル

東京都出身、在英18年。イラン人の夫と子供2人の4人家族。最近ハムちゃん2匹が家族に加わりました。

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