半月板損傷が6週間で完治?

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怪我の原因

スコットランドに行った紀行を記したり、2年前はノルウェー行ってきましたみたいな綺麗事を言ってたジゴロッキーですが、実は2年前のノルウェーの山登りで膝を痛めてました。ここへ⬇︎行ったときでした。

雨の中を往復4時間歩って、その半分は5歳の娘を背中におんぶでゴツゴツの岩道をナイキのバッシュで登りました。運動不足の体に、そりゃ膝痛めるわって思います。

2年の時が過ぎ、悪化

そして右膝の内側に違和感を感じながらコロナパンデミックがやってきて医者に会う機会もなくなり、2年間我慢していました。

ロックダウンが終わり春が来ると、膝の違和感を抱えながら、2年ぶりのソフトボールをはしゃいでやってしまい、膝の傷を悪化させました。

プライベート医療保険

階段も上がれない、どうしよう?と悩んでいたら、そうだ、プライベートの医療保険に入っているのだからそれを利用して治療しようということになりました。

イギリスでは国民保健サービスが国民(移民も含め)全員に無条件で適応するので、基本医療費は無料です。一円も払わずに治療が受けられます。薬(一律£9.35)と歯医者は料金がかかります。無料ですが、手術などの大掛かりな治療となると、流石に順番待ちとなり、重度によって差がありますが、半年、1年と待つことはよくあります。

膝の状態が2年間もこの状態で、そして今回さらに悪化して、そして治療に1年なんか待てないと思ったところだったので、プライベートの医療保険がとても役に立ちました。

プライベートだと早い早い。カウンセリングを受けて、次にMRIでスキャンして、その結果をみて手術をすることに決め、そして本番。4回の訪問で3週間程度で終了です。

プライベート医療保険、ありがとう!(でも毎年結構払っています。なので、元とるが必死。笑)健康で医者になんか、かからない方が良いのですが、歳を重ねるといろんなところにがたがきます。ここは安全策をとってプライベートの医療保険で、イギリスの最高の医療技術を見せてもらうことにしました。

手術前日

手術当時は全身麻酔をするという、初めての経験だったのでいろいろ気になりました。

友人との会話

え?全身麻酔って完全に落ちるんだよね?

「そうよ」

「漏らさない?」

「手術前は食べたり飲んだりできないから大丈夫でしょ」

「パンパースは履かないの?」

「知らん」

「眠れなくて、痛みを感じたらどうするの?」

「眠るから大丈夫」

「眠っている間に宇宙人の子供を植え付けられたらどうするの?」

「植え付けられないから大丈夫」

もう、初の全身麻酔とあって心配事がいっぱいです。膝の手術の痛みより、眠っている間に何か起きないかが心配です。

手術当日

網パンツと浴衣の後ろ向きのやつを着させられました。網パンツはスケスケです。全身麻酔している間はみられ放題です。

ナースとの会話

「10時から避難訓練のサイレンなるから気にしないで」

「手術の時間と重なるんですけど。本物のサイレンだったらどうするんですか?」

「大丈夫避難訓練だから」

「。。。(そんな保証ねぇだろ!)」

全身麻酔の瞬間

麻酔科医のおっちゃんが入ってきたのですが、とても陽気で、人に喋らせるタイミングを与えない感じに話しかけてきて、もしかしたら、自分ですでに何かドラッグとってるのではないかと思わせるぐらいのハイテンションだった。

右手の甲にクリームを塗って皮膚を柔らかくして、管を指しました。それが午前8時30分ごろ。

麻酔科医との会話

「@#$%%^&*()!@#$%^&*()」

そんな暇はなくすぐに落ちました。

目が覚めたのが9時45分。これが同じ日付かは確認しませんでしたが、2、3日落とされてても気づかなかったでしょう。

手術後 全身麻酔から目が覚めた瞬間

ナースとの会話

「俺、いびきしてませんでした?」

「大丈夫」

「これ気持ちいいですね。もう一回全身麻酔やりたいです。」

「はいはい」

「。。。。(俺、テンションがハイになってる。麻酔科医のおっちゃんと似てる)」

食堂のおばちゃん

「コーヒーか紅茶どっちがいい?」

「コーヒーと紅茶ください」

「いや、コーヒーか紅茶、どっち?」

「コーヒーと紅茶はダメなんですか?」

「紅茶にして、食後にコーヒーにする?」

「。。。(どっちでも同じやん!冷めるか冷めないかは俺が決めるから両方同時に持ってきてくれ)はい、それでお願いします。」

「パニーニが人気よ」

「じゃあ、ツナパニーニお願いします」

「ツナチーズパニーニね」

「。。。(ツナパニーニって言ってるのにチーズ足そうとるす)はい、それでお願いします。」

「あとフルーツサラダなんかどう?」

「はい、それもお願いします。(おばちゃん、気が利く!)」

食後

ナースとの会話

「12時15分には退院です。」

「(7時15分に入ったから、ちょうど5時間か)」

「歩けないときは、この松葉杖を使って(何としてでも)退室してください。」

「。。。(意地でも退院させる気だ!)」

整形外科医との会話

ナース「先生、来ないみたいだから、帰っていいよ。なんかあったら電話して」

「。。。」

手術後の痛み

足には包帯がぐるぐるに巻いてあって、何をされたかは見れませんでした。結局、24時間後に包帯を外してみると穴が2つ開いていて、そこを釣り糸のようなもので塗ってあるでけで、外傷をみると大したことないのですが、足を蹴り上げる時の痛みは、バットか何かで思いっきり叩かれた後の打撲のような痛みを伴います。膝を曲げると痛いので階段は片足ずつ上り下りします。

まとめ

途中、理学療法士にも会いましたが、だいたい6週間の期間に軽い運動を続け、早ければ4週間程度でジョギングもできるようになるそうです。特に最初の2週間は安静にしながら軽いストレッチで回復すると良いそうです。今回プライベートの保険を利用してコンサルから手術まで早いスピードでできました。全部保険会社が手術代を払っていますが、結構な金額を支払ってるはずです。もし、半月板が完璧に完治しなかったら裁判に持ち込まなければいけないかもしれません。今後の6週間が楽しみです。歳はとってきましたが、まだまだ走って活躍したいです。

これからオリンピック選手になるには何がいいかな?ダーツなら酒飲みながらできるんだけどな。ダーツはダメ?


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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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