これができれば夢が叶うかも。(子供の頃と今。子育てを通して思うこと)

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今回は子供のころの私の学校での経験と、そして、今、自分が親になって子供を育てる立場になった経験を比べて、いろいろ思い返しながら、前回述べた今年の目標も踏まえて、2020年新たなスタートの意気込みを述べたいと思います。(いきなり無理やり感ありますが。)

前回の2020年の私の1発目の記事で言ったことですが、以下のように述べました。

  • 自分で何をやりたいかがわかるようにする
  • 人の目を気にしない
  • 食事、運動、睡眠をしっかり、健康でいる

特に1、2番目は自分がどうしてこう思うのかというと、自分が苦手だからだと思います。今まで人生では、人の目ばかり気にして、自分がやりたいことがわかっていないような気がします。

すぐに答えを出したいと考えては続きません。これは何年もかけて達成する目標だと思います。しかし、こうやって自分に言い聞かせるにはできるかどうか自信がないからこういうのだと思います。

結論から言うと、諦めないで続けることが大事

急激な環境の変化は今の時代、特に感じられます。子供を育てることに関しても、我々が子供の頃、昭和末期と、令和時代では全く比べ物にならないぐらい変わっているので、自分が育てられた環境を参考に子供を育てようとすると、周りから変な目(時代遅れ)で見られます。

体罰

日本の話ですが(日本だけとは限らないと思いますが)、昔は子供が親に叩かれて怒られるのはよく聞いた話です。漫画を見ていても、子供が大人からゲンコツをくらう場面などはよく見ました。よくありますよね、タンコブができるシーン。ゲンコツをもらってタンコブができて、泣いてわめいている子供の場面。あれ、痛そうですよね。そういうことより、タンコブができた子供の気持ちは尊重せずに、大人全員で、「そうだそうだ、できないお前が悪いんだ!」的な目線で子供を責める。よくないことですね。

漫画だけでなく、実際の生活でも、こんなことが日常茶飯事に行われていました。

帰宅部でも、部活員でも、どちらでもつらいよ

昭和末期の部活動も酷いものでしたよね。強制的に部活に入れられて、部活に入らない人は帰宅部なんて呼ばれて、酷い扱いでした。部活加入者全員 対 帰宅部的なステータスで、肩身の狭い思いをしました。部活に入らないそれなりの理由があったにも関わらず、みんな部活に入るものだと勝手に思い込まされて、入らない人は特別扱いでした。

部活に入ったら入ったで、それも辛かったです。365日休みなしで、厳しい監督、先輩の監視下に置かれ、「怒られないための活動」であって、決して自らの意思でできていた人はほんの一部のように見えました。

先生も楽じゃなかったろうな

大人の目線で見てみると、監督をやっていた先生もたいへんだったでしょうね。週末でも、学校に来て生徒たちに怒鳴り散らして、自分の家族との時間はどうやって作っていたのか不思議です。もしかすると家族との時間を作ることより、部活に来て生徒と過ごすことの重要性が上だったのだと思います。その学校の名前を背負って大会に出るプレッシャーもあったでしょう。

だからって体罰はだめ

そんな先生の生徒に対する体罰も頻繁に起こっていました。生徒にゲンコツ、ビンタ、蹴り、水を飲ませない、「やめ」というまで走り続けさせるなど。まあ、いろいろ子供がビビりそうなことを考えて、体罰を与えていました。酷い時は道具を使って叩いて、子供は血を流すこともありました。

ソーシャルメディアで拡散されちゃうよ?

これを今やったらどうでしょう。ソーシャルメディアですぐ拡散され、大騒ぎです。昔の子供が監視された時代から、今は大人が監視される時代に変わってきています。両方の時代を生きている我々は一生監視され続けてる感じですね。でも、おかげさまで、自分の子供に何かがあれば守ることができます。子供は安心して学校に通えるようになりました。

いじめも今と昔じゃ変わったね

子供のけんかで殴り合うことはありました。いじめも手を出すことが主流だったのではないでしょうか。それが、今は、グループチャットから外されたり、ゲームのアカウントを消されたりと、変わった形でのいじめが多くなりました。大人の世界もそうですね。もう戦争はしないけど、ジリジリと他国の政治家の心理的弱みを掴んで、攻めてきたり、メディアで情報捜査したりと、時代は変わっています。

ノルウェーで家庭内暴力に対する処罰は厳しい

子供への暴力は完全に否定されて、ノルウェーなどでは、見つかると、親と子供が切り離されてしまいます。その結果、子供に会わせてもらえない親がいて、悲しい結果となってしまいます。自らの過ちの結果ではあるものの、子育てのストレスで感情的になり、手を出してしまった結果、そうなってしまう人も少なくないのです。昔の感覚で愛情による体罰とか言い訳をつけても、許してもらえません。子供と離れ離れにされてしまうのです。

子供の気持ちになってみよう!

子供の体罰について触れてみましたが、子供の気持ちになって考えてみましょう。体罰を受けた子供は肉体的ダメージで、下手すると一生消えない傷が残るかもしれません。もちろん、心の傷は確実に一生消えないと思います。そして子供は怒られないように嘘をついて自分を表現するようになります。体罰が酷かった昭和末期を生きた我々はそんな風にして育ってしまった人が多いのではないでしょうか。「怖い先生なんか無視して、自分の好きなようにやりなよ」なんて言われても全く耳に入ってきませんでした。怖くて、逆らうなんて選択肢はなかったのです。

あなたにはこれができるか!

(自分こそどうなんだ?って突っ込まれそうですが)初めの話に戻りますが、「人の目を気にしないで、自分のやりたいことを理解する」。これは相当意思の強い者でないとできません。強いといっても、力が強いとかではなく、あきらめないで続けることだと思います。

負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと(いつかの時代に聞いた歌)

子育てで辛くても皆さん頑張って続けています。そして、特に昭和末期を育った我々は、今度は自分のことで何か続けることができれば、自分が何をやりたいか明確になり、何かの成功の元となるのではないでしょうか。

時代の変化に対応しながら、続けること。簡単ではありませんが、私も含め、皆さん一緒に頑張っていきましょう。

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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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