Scrappage schemeの罠

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みなさまこんにちは。車屋の女房です。

子育てについて書くんだった……と思っていたら、八月に入ってからのお客様がなかなかでした。

またスキップして、こちらを先に書かせて頂きます。

ULEZ Expansionをめぐる裁判の結果を見守っていた方々もとうとう

「29日までに車を手に入れなければ毎日£12.5ポンド払う羽目になる!」と

かなり焦って中古車のリサーチを始められたようです。

そして、TFLにアプライすれば£2000のスクラップ補助が受けられるので

その申し込みが殺到……となるはずがそうでもないらしいですね。

そりゃそうですよ。アカウントとパスワードを設定して、チャッチャッとタイプして、必要書類をアップロードするのがどれだけ億劫か😅

特に老眼の進んだ、スマホやコンピュータの扱いに慣れていない世代には関わりのない事になってしまうんですよね。

ある日、結構古いフォードモンデオへの問い合わせがありました。その方はもっと古いモンデオをお持ちでそのまま乗り換えたいとのこと。

そこで天使の一声、自称クリスチャンの夫が

「TFLにアプライした?£2000もらえるからそれで買い換えたらどう?」

そこからが地獄の始まりでした。

何しろ関係書類の所在が分からない、インターネットには触らない、旧世代のスマホは持っているが最低限の操作しかできない……

夫が丹念な事情聴取を続けて、自宅をほぼ家宅捜索状態にまでしてようやく書類発見。そこからようやく夫のデバイスでアカウントとパスワード設定まで漕ぎ着けたのでした。

その先も夫が操作を代行している事を証明するために、二人揃った状態でTFLのオペレーターに確認を取られたり。

一週間かかって全ての手続きを済ませたのでした。

夫はほぼほぼ付き添い状態ですね。

いいよね、天使なんだから👼

さてさてお次は。

夫はここ数ヶ月小さな看板を出すようになりました。

We buy your carとか、何とか…🤪

週に数回は電話がかかってきて「買ってくれ」とお願いされるわけです。

ある日やってきたイタリア人のおじいさん。古いシトロエンでした。

夫の顔を見るなり泣き出し「妻が亡くなったからもうこの車には乗れない……」

そこからは奥様の思い出話が延々と続き、車自体は買ってあげてもスクラップ行きになるだろうという程度の状態だったそうですが

そこでまた天使のひと声👼

「TFLにアプライした?」

どうやら天使👼というのは危険を回避できないらしい

夫よ、あなたはTFLのプロモーターでもKhanロンドン市長のサポーターでもないが

何故に無料相談手続きサービスを……

まぁ、良いでしょう。

👼を凡人に引きずり降ろす訳にはいかない😤

そしてまたある日の事でした。

「私の車買ってくれない?」

その女性は病院で働いているそうで、病院の駐車場まで出向いてあげました。

そこには古いNissanTino とお友達数人が待っていました。

(だいたいの女性はカーディラーガード?的な方を従えて来ます)

「幾らで買ってくれる?」

夫がチェックを始めるとその横から

「この車の名前はBABA(パパの違う呼び方)っていうの。お父さんからのお下がり」

「BABAはね……こうでこうであ〜だった」と途切れなく続く思い出話。

夫はそこで合いの手を入れました。

「僕が買い取るよりTFLにアプライした方が確実に£2000もらえるよ」

はいまた天使のひと声👼

夫の頭の中では地獄の一週間がよぎったそうですが

彼女は潤んだ目で「この車はスクラップにはできない」と。

お友達数人も目を潤ませて頷いています。

「分かった。僕が買って次のオーナーを見つけるよ」

あ〜あ天使さま👼あなたはどうして次から次へと😤

撮影ok の方だけ記念に1ショット

その翌日、farewell partyに招待された夫。

病院の駐車場で軽食を頂いてその場にいた職員全員に紹介された後、惜しまれながらBABAを運転して退場したのでした。

Scrappage scheme、補助金はあるに越したことはない。

ただ、道を挟んで対象から外れてしまったり愛想のないオペレーターにアプリケーションをコンプリートさせてもらえなかったり。カウンシルを越境して通学されている家庭や公共交通手段が無くexpansion areaへ車通勤している方々。放射線治療や透析治療、その他の毎日続く治療のためにexpansion areaの病院へ通わなければならない方々。

実際に車を買い替えなければならない人達全てに行き届いた補助であるべきなのに

なかなかそうはいかない。

これからTFLやULEZ expansion area周辺のカウンシルが人々の生活を守るために手厚い対応をしてくれるといいですね。

今日も車屋の女房にお付き合い頂いてありがとうございます。

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About the Author: Eva

子年生まれ。ブラックラブラドールオーナー歴9ヶ月。イギリスで全く想定外の車屋の女房になる。

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