イギリスで車屋の女房になる…Golf crazy 編

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

みなさま、イースターホリディが始まりますね。もう準備はお済みでしょうか?ウチの場合は心の準備……プロレスの試合前のような雰囲気が醸し出されています、笑

そういえば、前回は夫の悪口ばかり書いたような気がします。

友人の病院通いのために、お金を出し合って小型中古車を買いたいと相談してきた近所の方がいました。(ある一日編参照)

後日「僕も200ポンド出して協力するって言った」と爽やかな笑顔で報告されました。言った?お金を出すって言った?

普通のディーラーは、200ポンド価格を上げておいて「200ポンド値引きしてあげる」と恩着せがましく売るのに…

これじゃあ本物の慈善事業だよ…

 

イギリスで根強い人気のVW…フォルクスワーゲン。Bugatti, Porsche, Bentley,Audi, VW, Skoda, SEAT, MANとScania( トラック?その他)がVW グループとなっています。

グループに吸収されたのちに、VW, Skoda, SEATの三社はパーツ生産を共有化しコストダウンを実現しています。こういう合理化は価格に反映するので大歓迎ですね。

皆さまご存知のフランス車プジョーとシトロエンは、最近トヨタも加えた三社でコラボレーションを始め、トヨタアイゴとプジョー107、シトロエンC1は各社のサイン(バッジとも呼びます)以外は全て同じだそうです。競争相手とのコラボという冒険もサラッと実現できる時代になりました。

さて、VWを好きな方は決して乗り換えせず、何が何でもVW❗という方が多いのですが、なかでもVW Golfは特別です。一度Golfに乗るとやめられないらしく、その情熱は想像以上。

夫が買い付けてAutotraderに載せると、Golf crazyさんたちから怒涛の質問がきます。e-mail ならまだいいのですが、電話だと一時間はザラ。電話で一時間以上話したのに、viewingでも更に一時間を質疑応答に費やしてからテストドライブ。

Golfも年式によりパーツを変更したりしているので、そのパーツの確認やらサービスヒストリーの内容から前オーナーの確認まで通常では考えられない範囲まで質問されるのです。

私のような、車はちゃんと走ればいいし私の身体に合う大きさで充分、という人には理解できない情熱をぶつけられるので、夫はヘトヘト。

先週Golfをお買い上げ頂いたお客さんは、Bristolからはるばる引き取りにいらっしゃいました。遠いだけに、二週間取り置いてほしい…とのご希望。それを引き受けたと言う夫の顔をマジマジと見つめてしまいました。他にも問い合わせは来ているのに…

 

キャッシュフローに響くんだよ

 

私の顔にピキピキとヒビが入っているのに気付いているのか、気付かないフリをしているのか。車屋の女房は辛いよ…

 

日本でも、VWにこだわる方が結構います。ちゃんとしたディーラーでは、顧客管理の基本としてカスタマーをrational groupとemotional groupに分けるのが第一段階だとレクチャーされるそうです。Golf crazyさんたちは、もちろんextremely emotional group ですね。

 

次回は、私が『トヨタで言えばカローラ』と呼んでいるSkodaについて書こうと思います。

 

 

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About the Author: Eva

子年生まれ。ブラックラブラドールオーナー歴9ヶ月。イギリスで全く想定外の車屋の女房になる。

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