

いざという時の合言葉
2026年の初投稿。くりのしんです。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、イギリス在住者なら繁華街で1度は目にした事のあるチェーン系のパブ。
安くて早くまぁー味もそれなりに満足でき何よりもアプリを使って座席から注文が出来る。バーに行って英語で注文しなくても良い便利さから普段からよくお世話になっています。
食事を済ませ最後にお手洗いに入って、もう10年以上もお世話になっているのこのパブでこの度初めてトイレの張り紙に気がついたんです。
それは
『アンジェラを呼んでください!』

ソーシャルメディアや出会い系サイトの登場で素性の知れない人と出会う機会が増えた今日この頃。
パブやレストランで初のご対面〜が…
『えっ、思ってた人と違った…』『何か嫌な感じ、帰りたい。』などなど…
不快な思い、不安や脅威を感じたり身に危険が及んでいる際にはバーに行って
『Can I talk to Angela ? 』
や
『Angela please ! 』
だけでも、とにかくアンジェラが合言葉になっているのです。
バーで『アンジェラ』が呼ばれると誰にも気づかれない様にタクシーを呼んでくれたり、裏口からそっと逃してくれたりするパブやクラブなど(licensed businessesに限る )で普及している救済システムです。
『Ask for Angela』と呼ばれるキャンペーン。
2016年にイギリスの地方都市で始まりその後全国に広がりました。
合言葉のアンジェラさんは夫からの暴力により悲しい人生を遂げてしまった実在の女性Angela Crompton(アンジェラ・クロンプトン)を偲んでつけられましたが天使の意味も含んでいるそう。
今では非営利団体としてアンバサダーを構えて活動しています。詳しくはこちらのサイトを↓
日本の報道番組でも取り上げられました。
実際に効果はあるのだろうか?
ここで疑問が…
いざと言う時バーに行って「アンジェラ呼んでください!!」って訴えて「はぁ?」「えっ誰??」って言われたら?
大手チェーン系のパブやロンドンのクラブなどでは最低でもスタッフの1人がトレーニングや訓練を受けておりこの状況に柔軟に対応出来ると言う謳い文句。
英国の新聞メトロ紙がこの問題を掲載したことをきっかけにBBCが大手チェーン系パプ、バー、クラブに潜入捜査を試みました。
結果、
いくつかの店舗では「アンジェラ」という言葉を含む質問をされた際、バーのスタッフは対応策や返答方法を知らなかったとの事。
店舗側の言い分は
- この業界独特の辞職率の高さ=訓練を受けたスタッフが辞めてしまう。
- 財政的なプレッシャー=研修のための時間を確保し、その時間外労働に対する給与を支払うこと
- ポスターを貼ればそれで終わりと考えその後のフォローまで考えていなかった。
など…
それでもアンジェラを呼ぶべきか?
答えはもちろん
「YES」
スタッフがアンジェラの合言葉を知っているか否かは別としても誰かが弱い立場にあり助けを求めていると気づけば必ずなんらかの手助けをしてくれます。
Ask for Angelaキャンペーンではウェブサイトにフィードバック欄が設けられておりご自身の経験や意見などを投稿する事が出来ます。
今が青春真っ只中の皆さん。ワーキングホリデーでイギリスへやって来る皆さん。年頃のお子さんをお持ちの皆さん。
人と人との出会い。
時には自分の人生までもを変えてしまう素晴らしいものではありますが同時に、悲しく後悔するような危険が伴うのも事実です。
ご自身の第6感を信じ、心地よくないなぁと感じたら迷わず助けを求めてくださいね。
かと言う若かりし頃のくりのしんも夫とはLONDON SOHOのパブで初対面したうちの1人。
幸だったのか不幸だったのかは別として…
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