

イタリアのチョコレートの謎
皆さんこんにちは。
イースターといえば、イースターエッグ。
イースターエッグといえば、チョコレートですね!
皆さんはチョコレートが好きですか?
どんなチョコレートが好きですか?
私は個人的には酸味のない深い味わいのあるダークチョコが好きなのですが。。。
イタリア人はヘーゼルナッツの入ったチョコレートが大好き。
ごろごろ、細かく砕かれた、ペーストになって混ざった。。。いろいろな形でヘーゼルナッツが入ったチョコレートが大好きです。
特にチョコレート菓子となると、ヘーゼルナッツが入っていないチョコレート菓子を見つける方が難しいくらい、ほぼ7-8割のチョコレート菓子にはヘーゼルナッツが入っていても過言ではないくらいなんです。

「そういえばそうかも!!!」
と気が付く方も多いかもしれません。
皆が大好きヌテラだってそう!(イタリアとフランスだけで、世界の消費量の約50%とかいくらしいです!食べすぎw)

ではなぜ、イタリアではヘーゼルナッツの入ったチョコレートやチョコレート菓子が多いのか。。。
実は興味深い事実が隠されていました!!
1. 歴史的な理由:ナポレオンの封鎖令(1806年〜)
ココアの不足: 当時、ナポレオンがイギリスとの貿易を禁じる「大陸封鎖令」を出したため、イタリアに入ってくるココア豆の供給が激減し、価格が高騰しました。
当時はイタリアは実質的にナポレオンの支配下にありました。同じく植民地などを拡大して権力があったイギリスとは仲が悪く、イギリスにはイタリアの港を使って貿易をさせない!という大陸封鎖令が出されたのでした。
イギリスは中南米や西インド諸島からカカオをロンドンへ運んできて、そこからイタリアや欧州各地へ輸出していましたが、ナポレオンの貿易禁止令が出たため、イタリアに入ってくるカカオの量は激減したんです。
そこで!
職人の知恵:
困ったイタリアはトリノのショコラティエたちが、高価なココアを節約するために、北イタリアのピエモンテ州で大量に採れたヘーゼルナッツを粉末にして混ぜ、チョコを「カサ増し」したのだそうです。
ヘーゼルナッツの入ったチョコが誕生:
苦肉の策でしたが、これが「ただのチョコより香ばしくて美味しい!」と大評判になり、伝統的な「ジャンドゥーヤ(Gianduja)」が誕生しました。Cafe Neroのお会計の近くで見かける、あれです!

2. 地理的な理由:世界最高峰の産地
イタリア、特にこの北部のピエモンテ州では、世界のどこよりも高品質なヘーゼルナッツが採れるんです。
香りが極めて強く、油分が豊富で口溶けが良いのが特徴。チョコレートと相性がバツグン。
手に入った多くないカカオに、この地元の大量にあるヘーゼルナッツを加え、オリジナルのチョコレート菓子が出来上がったというわけなんです。
ナポレオンが戦争に敗れて退位したのと同時に、大陸封鎖令は解除となりました。再びカカオが普通に手に入るようになったイタリア。
しかしイタリアはヘーゼルナッツの入ったチョコレートを作ることをやめませんでした。
だって美味しいんだもん!
というところですかね。
ということは、あのナポレオンが大陸封鎖令を出していなかったら、ヌテラもフェローロロッシェもなかったってこと。。。!?かもしれません。
面白いですね!!!
それではみなさん、よいイースターを!!!
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