7人中3人がコロナ!コロナバトルロワイアル〜消えていく生徒〜

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秋が来たー!(どうしよう?)

イギリスの渡航規制が緩和され、イギリス入国2日後のPCR検査のみで、隔離もなく旅行ができるようになりました(一部地域を除く)。イギリスは秋休みのシーズン。学校は2週間休暇です。

この2週間休暇は、子供を育てる親を悩ませます。イギリスには休暇中に活発な部活動があるわけでもなく、基本、長期休暇中の子供の世話は親の責任となります。

我々の時代(昭和末期)は部活動に明け暮れる長期休暇。春休み、夏休み、冬休みとも必ず部活動がありました。幼き自分でしたが、親が子供の世話に大変だなんて思わせた覚えは全くありません。宿題も休み中は与えられ、よくある8月31日の鬱のような溜めた宿題に悩まされるのも日本の学校の伝統でした。

しかし、イギリスは休暇中の宿題はありません。休暇が始まると同時に親が子供をどう休暇を楽しませるかが最大の課題になります。親にとっては重荷になります。

子育て諦めたらスクリーン漬け

もちろんガン無視してテレビやゲーム漬けの日々を過ごさせるのもあるかと思います。特に寒くなるイギリスの10月末の2週間では出かけるところも限定されます。本当に親を悩ませる秋のホリデーです。

幸い、渡航規制が緩和されたので我が家も久しぶりの海外に行ってみようと思っています。これで多少は子供のスクリーンに向かう時間を遮ることができて、タブレットの平均視聴時間が短縮できることになります。

2年以上も飛行機に乗っていなかったので、家族全員が興奮気味。

コロナで海外にいけず、挑戦したスコットランドへの国内旅行も楽しかったのですが、やはり、飛行機に乗るだけでテンション上がります。コロナで遮断された空港や、行き帰りの数々のコロナ検査がいよいよ過去のものとなりつつある中、ノーマルな生活に戻ろうと光が見えかけているのも重なって、飛行機乗るだけでも興奮してしまうのかもしれません。

感染者数減少が見られないイギリス、その理由

さてその大騒ぎとなっているコロナの状況ですがもう一度おさらいしてみましょう。

10月11日現在

週末調整で死亡者数の数がやや低めになっていますが、イギリスの直近の死亡者数平均値は100人程度です。感染者数8月中旬から3−4万の数字を増えも減りもせず維持しています。日本に比べてワクチン接種が進んでいるイギリスですが新規感染者数を見ると断然多いのが明確です。

この理由として考えられるのは9月から始まった学校で、学生は定期的、週に2回はコロナ簡易検査キットで家庭で自主的に検査しています。簡易検査キットは薬局で無料でもらえるので、小学生、中学生を持つ家庭では簡易検査キットの在庫を増やしています。

綿棒をのどに突っ込み、その後、鼻に突っ込み、子供たちは「おえぇ、おえぇっ」といいながら学校に行く前にテストをしています。

おそらくこの週2回のコロナ検査が連日の3−4万人という数字を維持しているのではないかと思います。7月の55,000人をピークに8月中旬ごろから定期的に3−4万人の感染者数であるのは、学校が始まったためだとも推測できます。簡易検査キットでの検査結果はすぐにメールで登録され、陽性であれば、子供たちは10日間の隔離生活になります。

コロナバトルロワイアル(消えていく生徒)

結果、中学校に通う我が息子のSNSのグループチャットでは連日コロナ発生の報告があります。

我が息子のゲーム仲間で「フォートナイト」というお互いにやっつける○し合い、いわゆる「バトルロワイアル」方式のゲームがあります(実際にはそれ以外にも、グループで協力して楽しむゲーム内容もあります)。バトルロワイアルの詳しい説明はこちらのリンクをクリック➡️バトルロワイアル(ウィキペディア)

このフォートナイトのゲームに7人の学校の友達が参加して常日頃遊んでいるのですが、この2週間でこの7人中3人がコロナに感染しているということが判明しました。あと残りは4人です。まさしくバトルロワイアルのように次々にと生徒が消されて、最後は1人が残るというシナリオを描いているようにしか見えません。

これを恐れたのか我が息子はそれ以来ゲームをするのをやめました。

結果オーライ!これでゲームをやらなくなって少しでも宿題を終わらせる時間に過ごしてほしいです。

あ、でも、秋休みは宿題なかったんだ。どーしよう。

これだけ増え続けるコロナ感染者数、コロナはすぐ隣まで来ています。とにかくコロナになろうとなるまいと、重症化しないことだけを祈ります。

おまけ(きのこ狩り)

危険!食べられません

きのこ狩りのシーズンがやってきました。イギリス人にきのこ狩りの話をすると、どのきのこが食べられるか、毒なのか判断できないからきのこは採ったことがないというのがほとんどの回答です。しかし、ヨーロッパの大陸に行くと伝統的にきのこを採ってそれを子孫に受け継いで、この21世期でも、きのこ狩りを楽しんでいる国民がいます。ポーランド人です。イギリスにいるポーランド人のきのこ狩りのグループがFacebookで結成されていて、その様子を見ると、たくさんのきのこを採った様子が写真で見れます。以下はYouTubeでイングランドでのきのこ狩りの様子を公開していますが18分と長いのでどんなキノコが採れるか見たい人は最後の1分で十分です(笑)

https://youtu.be/CFZz911pYjI

我が家も去年に続いて今年もきのこ狩りに挑戦しました。きのこ狩りの条件が秋の温暖の雨の日が続いた後などによく採れるということで一昨日の日曜日に行ってきました。場所はイーストサセックス、車でロンドンから南に1時間半程度のところです。取れたきのこは以下の写真。毒キノコも散見したので、気をつけて採るようにしました。

大量とはいきませんでしたが、一晩のおかずぐらいにはなるかと思います。


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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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