ロンドン街歩きHaywardGallery
こんにちはジゴロッキーです。
5月に入りましたが寒い日が続きますね。7-14度ぐらいで雹が降ったり、風が強めだったりで、本格的な春はまだですかね。
ブレクジットはハロウィーンまでお預けですっかり静かになってしまいました。国民も3月は緊張が続き、疲れた感ありますね。
プレミアリーグサッカーも大詰めでマンチェスターシティとリバプールの一騎打ち。残りあと1試合。5月12日の午後3時に全ての試合が同時にキックオフで盛り上がりますね。毎年5月のこの季節はサッカーの最終戦でテレビ放映をしているパブなどは大混雑です。警察が監視する場合もあります。お酒が入って試合内容が雑だとお粗末になる場合もあるので。
ロンドンHayward Galleryで写真家Diane Arbusの作品を見た
今回のロンドン街歩きはHayward Gallery。SouthbankにありWaterloo駅から徒歩5分。テムズ川沿いの南側でロンドンで最も観光地が集まるエリアですね。National TheatreやらLondon Eyeがすぐ目の前です。
見たのは写真家Diane Arbus(1923-1971)でアメリカのニューヨークで活躍した女性写真家。ちょっとしたきっかけでカメラを持つことになって、近所の人々を撮影するようになったら、彼女が写真を撮りだした対象となるものが、大衆の目に止まった。1900年半ばに、デジタルカメラもない時代に、フィルムカメラで近所の人々のあのような表現を一瞬のタイミングで捉えて、光の調整も行い、詳細がしっかりと見える写真を作り上げるのは、なかなかの技術だと思いました。
映画にもなってる
2006年に「Fur」という映画にもなってニコールキッドマンが演じていますね。ニコールキッドマンの小さな声で控えめな様子、しかし野望は大きいみたいな、Diane Arbusはまさしくそのような人だったのではないかと思わせる演技で楽しませてくれましたね。その他、実際にはDiane Arbusの話ではないですが、2003年の「Big Fish」というEwan McGregor が出演している、「お爺さんがいろんな奇妙な人間たちに出会ったという過去のお話をするのだけど、子供達は信じない」といった内容の映画もDiane Arbusの話が基礎となったのでしょうかね?「Big Fish」の映画に出てくる巨人などの(他にもたくさん違った特徴を持った人間がでてくる)話はまさしく写真展でモデルとなって出てきた巨人とそっくりです。「Fur」の映画では、毛むくじゃらの男性が出てくるのですが、毛むくじゃらで想像したのが、2017年に大ヒットした「The greatest Showman」で出てきた毛むくじゃらの女性キャラがいましたね。
ひとりの写真家がこれまで多くの人々に影響を与えたのは、なんとなくって始めたことが、好きでやり続けて、そこに技術と人の目を引き寄せる写真が素晴らしい作品となったからでしょうね。
写真家のコラボ展
今回のDiane Arbusの展示会にはもう1人のアーティストの作品もセットで見ることができました。
Kader Attia (1970生まれ)。パリの写真家かつ彫刻家でもあります。現代アートの作品、ちょっと過激な写真(夜に世界で働く人たちの舞台裏など)もあり、ちいちゃいお子様は目を塞いで通ったほうが良いかもしれません。
Diane Arbusとコラボして写真展を開催しているという点からKader Attiaの作品を見ると、写真に関しては、変わった人々を撮影するという面では少し似ているのかなあと思いました。彫刻家でもあるので、写真以外にも面白い作品がありました。
Hayward Galleryはロンドン人気スポットのテムズ川沿いからほんの数十メートル入ったところなのですが、(黄色いペンキがべとっと階段の壁とかに塗ってあるので目立ちます。)とっても静かで落ち着いた感じです。人混みが嫌で少しクールダウンされたい方にはいいかもしれません。
ウェブサイトでイベントをチェックしてぜひ行ってみてください。
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