夕飯何食べたい?
こんにちは、ミルミルです。
先日、予防接種のお知らせが来ました。
「え~!もう? 私、若いとは言えないけどこんなに早く順番が来るほどの年でもないんだけど!」と、ちょっとびっくりしました。
でもよく見てみると、コロナではなくインフルエンザの予防接種。
イギリスでは50歳以上は無料でインフルエンザの予防接種が受けられるようです。
他にもマンモグラフィ(乳がんの検査)も50歳から無料で受けられるようで、いいことなのかどうかは分かりませんが、これからNHS(イギリスの国民保健サービス)からの招待状が増えそうです。
さて本題ですが、今日は久しぶりにイランの家庭料理を紹介させていただきます。
前回の記事では、娘のお気に入りの ウォッカパスタ (これはイラン料理ではありません)について書かせていただきましたが、今回はお兄ちゃんに「夕飯何食べたい?」と聞いてみました。
返事は「ゴルメサブジ」。
ゴルメサブジとはイランの国民食とも言えるもので、野菜(ハーブ)、豆、肉を煮込んだものです。
でも材料が揃わなかったのでパス。
で、次に選んだものが「ホレシュキャラフス」。
これまたイラン料理で、ホレシュ=煮込み料理、キャラフス=セロリ という意味で、セロリ、ハーブ、肉を煮込んだものです。
セロリ、パセリ、ミントの煮込んだものなんて子供はゾッとするでしょうが、我が家の子供達は ( 二人ともいつの間にか大きくなり、すでにティーンエイジャーですが ) 小さい頃から食べているせいもあって大好き!
セロリの大量消費にもいいですし、材料から想像するよりも美味しいです。セロリが苦手な人でも大丈夫かも?
Khoresh Karafs
《材料》
- ラム肉・・・500g 一口大に切っておく
- 玉ねぎ・・・大1個 粗みじん切り
- セロリ・・・1束 一口大に切っておく
- パセリ・・・1束 粗みじん切り
- ミント・・・1束 粗みじん切り
- レモンジュース・・・1個分
分量は目安です。お肉の好きな方はお肉をもっと、お野菜の好きな方はセロリやハーブをもっと多くするなど、お好みで。
ちなみに我が家は4人家族で肉700g~800g、セロリ2束で作ります。
《作り方》
①玉ねぎの粗みじん切りと肉を炒め、塩・胡椒し、水を加えて1時間~1時間半ほど弱火で煮る。
②セロリを一口大に切って炒める。
③みじん切りにしたパセリ、ミントの葉を別々に炒める。 でもこれをすると日本人にはかなり油っこい仕上がりになってしまうので、私はセロリと一緒に炒めるか、炒めずにそのまま肉に加えています。
セロリに葉がついていれば、それもみじん切りにして加えます。
④肉にセロリ、パセリ、ミントを加え、さらに1時間~1時間半ほど煮る。
⑤レモン汁を加え、さらに約15分ほど煮て出来上がり。
時間はかかりますが、作り方はシンプルです。
こんなに煮込んでせっかくの栄養が残っているのか?と思いますが、セロリに含まれる栄養素には熱に強いものが多いそうです。
調べてみると、イライラ防止、頭痛緩和、美肌効果、疲労回復、むくみ解消、整腸作用などなど、セロリの栄養とその効果がすごい!
ビタミンCを摂るためにはそのまま生で食べるのが一番ですが、たまにはこんな煮込み料理もいかがでしょう?
バスマティーライスと一緒にどうぞ!
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