

*歴史好きさんにおすすめ*ミュージカル♪
みなさまこんにちは、ミミコです
楽しい夏休みを過ごされましたか?
私は今年の夏休みは妹家族が遊びに来ていたので、イギリスでのんびりと過ごしていました
住んでいる町を改めてゆっくり散策してみると、新たな発見があったり、
久しく訪れていなかった近場の観光名所を楽しんだりしました
ロンドンにも何回か出かけたのですが、その1回はミュージカルを観に行きました
SIX @Vaudeville Theatre
歴史好きさんはご存じかもしれませんが、
イギリスの歴史上もっとも有名な王、ヘンリー8世の6人の妻たちによる
ポップコンサート形式のコメディミュージカルで、それぞれが自身の半生について歌います
♪Divorced 離婚
♪Beheaded 打首
♪Died 死亡
♪Divorced 離婚
♪Beheaded 打首
♪Survived 死別
この歌い出しから始まって、
最初から最後まで休憩なしのノンストップでパワー全開です
席に座っての観劇ですが、立って踊り出したくなるようなミュージカルです
ケンブリッジ大学の学生による脚本で、もともとは学生たちによるパフォーマンスだったものがウェストエンドで上演されるようになったそうです
ヘンリー8世とは
日本は戦国時代の16世紀、チューダー朝2代目の王
6人の妻がいて、離婚したり、処刑したりで有名な王であります
6人の妻たち
①キャサリン・オブ・アラゴン
スペイン王女
ヘンリー8世の亡き兄の妻だった
のちの女王メアリー1世の母
王子がほしいヘンリー8世はアン・ブーリンと結婚するために離婚
②アン・ブーリン
キャサリン・オブ・アラゴンの侍女
のちの女王エリザベス1世の母
王子を産めなかったため、身に覚えがない罪で捕らえられ処刑される
③ジェーン・シーモア
アン・ブーリンの侍女
のちの王エドワード6世の母
出産後亡くなる
④アン・オブ・クレーヴス
ヘンリー8世がアンの肖像画を気に入り結婚
すぐに離婚
⑤キャサリン・ハワード
アン・オブ・クレーヴスの侍女
不貞の罪で処刑される
⑥キャサリン・パー
聡明で心優しい女性
メアリー1世とエリザベス1世の王位継承権を取り戻す
ヘンリー8世の死後、元恋人のトマス・シーモアと結婚
ヘンリー8世は2番目の妻アン・ブーリンと結婚するためにローマ教会と対立し、
国王がトップのイギリス国教会をつくったり、
妻や周りの人たちを処刑し、やりたい放題だった王のようですね
歴史好きさんが楽しめるのはもちろんのこと、興味のなかった方もこれを観たら歴史を知りたくなるはず!

この SIX のミュージカル、
日本版キャストが2025年11月4日〜9日にロンドンのVaudeville Theatreで公演を行うそうです
詳しくはこちらから
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