

桑木志帆選手、全英女子オープン優勝!イギリスの夢のゴルフ場と、ロンドンから日帰りできる名門コース
こんにちは、ジゴロッキーです。8月2日、イングランドのロイヤルリザム&セントアンズGCで、桑木志帆選手がプレーオフを制して全英女子オープンを制覇しました。日本勢としては2年連続の優勝、テレビの前で思わず声が出た方も多いのでは?
桑木選手は23歳。世界ランキング46位からの逆転優勝で、海外メジャーは初制覇です。優勝賞金は150万ドル(約2億3700万円)。しかも今年はこの大会がちょうど50回目という節目の年でした。
2019年の渋野日向子選手、2025年の山下美夢有選手に続く快挙で、桑木選手は日本勢7人目の女子メジャー覇者となりました。あの荒れ狂う海風のなかで冷静にプレーする姿、本当にかっこよかったです。
その前に。ゴルフの「あの話」って本当?
ゴルフをやらない方にも楽しんでいただける、イギリスならではの小ネタをいくつか。
「19番ホール」ってどこにあると思いますか?

答えはクラブハウスのバー。18ホール回り終えたあとの一杯を、ゴルファーは「19番ホール」と呼びます。むしろここが本番、という人も。「今日は19番ホールが最高だった」なんて言い方、ちょっと粋ですよね。
あの深いバンカー、実は羊が掘った?

スコットランドの海辺は風が強くて寒い。羊たちが砂丘のくぼみに身を寄せて風をよけているうちに、どんどん深くなっていった——それがバンカーの始まりだという説があります。真偽は定かではありませんが、あのアゴの高さを見ると納得してしまいます。
「18ホールはウイスキー1本が空になる数だから」
寒いリンクスでスキットル(携帯ボトル)のウイスキーを1ホールごとに1杯飲むと、ちょうど18ホールで空になる。だから18ホール——という有名な説。調べてみたら、これは残念ながら根拠のない俗説でした。
本当の理由は、セントアンドリュースのオールドコースがもともと22ホールだったこと。1764年に「最初の4ホールが短すぎる」という理由で2ホールに統合した結果、18ホールになったのです。ちょっと夢のない話ですが、これが正解。
カップの大きさ、ボール何個分?
正解は約2個半。直径108ミリのカップに対して、ボールは42.67ミリ以上。ちなみにこの108ミリという数字、崩れる穴を補強するために使った水道の排水管のサイズがそのまま定着したものです。数字にすると余裕がありそうなのに、なぜあんなに入らないのでしょうね。
コースの中を犬の散歩の人が歩いています

セントアンドリュースのオールドコースには一般の道路が通っていて、観光客も犬連れの人も普通に行き交っています。「聖地」と聞くと敷居が高そうですが、実際はとても開かれた雰囲気。クラブハウスのレストランやショップも誰でも入れます。
ゴルフをしない人の楽しみ方

クラブハウスでお茶だけ、という過ごし方も歓迎されます。歴史ある建物でスコーンと紅茶をいただく時間は、それだけで立派な観光。プロショップのロゴ入りグッズはお土産にも喜ばれます。
いつか行きたい!イギリスの夢のゴルフ場5選
- セントアンドリュース・オールドコース(スコットランド)
ゴルフの聖地。ファイフ州
約600年の歴史をもつ、世界最古のゴルフコース。有名な石橋スウィルカン・ブリッジで写真を撮るのが夢という方も多いはず。予約は抽選制で難関ですが、雰囲気はとてもオープンです。2015年には投票で女性にも会員資格が与えられ、アン王女やアニカ・ソレンスタムが会員に。プレーしなくてもガイドツアーで見学できます。
- ロイヤルリザム&セントアンズGC(イングランド)
今年の全英女子オープン開催地。ランカシャー州
桑木選手が優勝した、まさにあのコース。海から半マイルほど離れたリンクスで、パー71、6601ヤード。ビジターでもプレーできる日が設定されています。マンチェスター空港からアクセスしやすいのも魅力です。
- ロイヤル・ポースコール(ウェールズ)
2025年の全英女子オープン開催地
昨年、山下美夢有選手が優勝したウェールズの名門。ブリストル海峡を望み、どのホールからも海が見えるという贅沢なつくりです。ウェールズは物価も比較的落ち着いていて、周辺の海沿いの町歩きも楽しい。個人的にいちばんの推しです。
- セルティック・マナー・リゾート(ウェールズ・ニューポート)
2010年ライダーカップ開催地
ホテル、スパ、レストランがそろったリゾート型。朝ラウンド→午後はスパ→夜はディナー、なんて過ごし方ができます。ゴルフをしない同行者も退屈しません。ロンドンから電車で2時間ほど。
- ロイヤル・ドーノック(スコットランド北部)
「北の至宝」と呼ばれる名コース
アクセスは大変で、天候が荒れるとプレーできないこともある賭けのようなコース。それでも訪れた人が口をそろえて「行く価値あり」と言う場所です。
ロンドンから日帰りで行ける!名門コース3選
「スコットランドまでは遠い、でも本場でプレーしたい」という方へ。実はロンドンの西〜南西エリアには、英国屈指の名門が集まっています。ヒースロー空港からも近いので、到着日や帰国日に組み込むこともできます。
- サニングデール・ゴルフクラブ
バークシャー州/ヒースロー空港から車で約18分
イギリス屈指の名門で、オールドコースとニューコースの2つを持ちます。海沿いのリンクスとは違う、ヒースの茂る内陸コース。松林と紫のヒースのコントラストが本当に美しく、写真映えします。ロンドン市街からも30分ほど。
メンバーコースですがネットでビジター予約が可能。ハンディキャップは男性18以下・女性24以下、証明書の持参が必要です。
- ウェントワース・クラブ
サリー州バージニアウォーター/ウィンザー城の近く
1926年にハリー・コルトが設計し、2006年にアーニー・エルスが改修した名門。ライダーカップをはじめヨーロッパの主要トーナメントを数多く開催してきました。テレビで見たことのあるホールを自分で歩ける贅沢さがあります。周辺は高級住宅地で、街の雰囲気も上品です。
- ストーク・パーク
バッキンガムシャー州/ロンドン中心部から車で約1時間
こちらもハリー・コルト設計の歴史あるチャンピオンシップコース。実は映画『007』の舞台にもなった場所です。壮麗なマンションハウス(邸宅)がクラブハウスになっていて、ゴルフをしない同行者もアフタヌーンティーやスパで楽しめます。映画好きの方にはたまらないはず。
初めてのイギリスゴルフなら
名門コースはハンディキャップ証明が必要なことが多いのですが、ロンドン郊外のファーリー・ゴルフクラブなら口頭申告だけでOK。ロンドン中心部から車で1時間かからず、電動カート(バギー)のレンタルもあります。「まずは雰囲気を味わってみたい」という方にちょうどいい入口です。
女性ゴルファーが知っておきたい、イギリスゴルフのリアル
服装は意外と自由、でもルールはある
襟付きシャツとゴルフシューズがあれば基本OK。ジーンズやスポーツウェアはNGのところが多いので、公式サイトのDress Codeを事前に確認しましょう。
とにかく風対策
リンクスは真夏でも風が冷たいです。防風のウィンドブレーカー、薄手のニット、レインウェアは必須。日本の夏服だけだと確実に凍えます。
歩きます、本当に歩きます
カート文化がないので18ホール歩くのが基本。1万5000歩以上は覚悟を。旅行しながらしっかり運動できると思えばお得です。
グリーンフィーは日本より安いことも
物価の高いイギリスですが、プレー代は日本より手頃な施設がたくさんあります。カートを使わないぶん余計な費用もかかりません。
「自分で手配するのは無理そう…」という方へ
ここまで読んで「行ってみたいけど、コースの予約も車の手配も英語でやるのはハードルが高い」と思われた方も多いのではないでしょうか。正直、名門コースの予約は現地在住の私でも面倒に感じます。
そんな方に、エジンバラ発着で聖地セントアンドリュースを巡るプライベートツアーをご紹介します。運営はとらベアトラベルさん。日本人アシスタントが同行する専用車チャーターの専門会社です。
セントアンドリュース5日間プレミアム・ゴルフエクスペリエンス
1日目
エジンバラ空港に日本語アシスタントがお出迎え。5つ星のバルモラル・ホテルへ。夕方はロイヤルマイル散策やエジンバラ城のライトアップ観光(希望制)
2日目
専用車でセントアンドリュースへ。名門リンクスで1ラウンド目。プレー後は大学や大聖堂跡の街歩き。宿泊はコースビューのオールドコース・ホテル
3日目
ゴルフはお休みの日。シングルモルト蒸留所めぐり、ピッテンウィーム港で新鮮なシーフードランチ、高級スパやショッピング
4日目
別の名門コースで2ラウンド目。エジンバラへ戻り、ミシュラン星付きレストランでのディナーも手配可能
5日目
専用車で空港へ。最後まで日本語でサポート
ここがいいなと思ったポイント
3日目が丸ごと観光日:ゴルフをしない奥さまやご主人も退屈しません。蒸留所、スパ、シーフード。これだけで立派なスコットランド旅行です
すべて日本語:コース予約から当日の移動まで、日本語コンシェルジュが対応してくれます
クラブを持っていかなくていい:各コースでレンタル可能(1セット£50〜80/ラウンド)。男性用・女性用・右利き・左利きすべて対応しているので、身ひとつで行けます
ゴルフバッグごと専用車:プレミアムSUVか8人乗りワゴンを選択でき、最大4名まで。荷物の心配がありません
オールドコースの相談もできる:予約が非常に困難なため要相談ですが、抽選や確約枠での手配サポートがあります
専用車・5つ星ホテル宿泊・ゴルフ2ラウンドのプレーフィー・空港送迎込み。食事、蒸留所見学料、クラブレンタル料、航空券は別途。通年催行ですが4〜10月がおすすめだそうです。
人数が増えるほど1人あたりの負担が下がるので、ご夫婦やお友達同士で行くと現実的な金額になりますね。「一生に一度の贅沢」として検討する価値は十分あると思います。
▼ 5日間ツアー紹介のすぐ後に追加してください
「クラブは握らないけど、聖地は見てみたい」という方へ
ゴルフをしない方や、日程に余裕がない方も多いですよね。実はとらベアトラベルさんは、エジンバラ発の日帰りツアーも用意されています。プレーはせず、セントアンドリュースの街と聖地の雰囲気を味わうプランです。
エジンバラ発 セントアンドリュース日帰りツアー
所要時間 8時間/専用車・日本人アシスタント同行
オールドコースの散策:あのスウィルカン・ブリッジまで歩けます。プレーをしていない時間帯なら橋の上で写真も撮れます
ゴルフショップでお買い物:コース脇には老舗のゴルフショップが並んでいます。ロゴ入りのグッズはお土産にぴったり
オールドコースを望むレストランで食事:18番グリーンを眺めながらの一皿は、ここでしか味わえない贅沢です
セントアンドリュース大聖堂跡:海沿いに広がる大聖堂の廃墟。中世スコットランド最大の教会だった場所で、いまは静かな公園になっています
エジンバラから車で1時間半ほど。往復の運転を任せられるうえ、日本語でガイドしてもらえるので、朝出て夕方には戻ってこられます。エジンバラ観光のついでに1日組み込む、という使い方ができますね。
「夫はゴルフ、私は街歩き」という分担もしやすいですし、そもそもセントアンドリュース自体が大学と大聖堂のある美しい古都です。ゴルフに興味がなくても十分に楽しめます。
※日帰りツアーの詳細な行程・料金は公式サイトまたはLINEでの無料相談にてご確認ください。
▶ ツアーの詳細を見る:https://torabeartravel.com/(とらベアトラベル公式サイト)
LINEでの無料相談も受け付けられているので、「まずは聞いてみたい」という段階でも気軽に問い合わせできます。日程やホテルのカスタマイズも可能とのことです。
自分で手配する方へ。
予約のコツ
早めに動く:人気コースは半年前から埋まります
公式サイトから直接:ビジター枠の空き状況が確認できます
ハンディキャップ証明:名門コースでは提示を求められることも
春や秋も狙い目:料金が下がり、風も落ち着くことが多いです
ETAをお忘れなく:観光での渡英には電子渡航認証が必須です(£20)
桑木選手の優勝をきっかけに、「本場でプレーしてみたい」と思った方も多いのでは。イギリスのゴルフは、スコアよりも「その場所に立つこと」自体が体験になる感じがあります。ぜひクラブハウスで今日の豆知識を披露してみてくださいね。
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※料金、ドレスコード、ビジター受け入れ条件は変動します。ご渡航前に各ゴルフ場および各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報は2026年8月時点のものです。
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