うちの日本語事情 あかんはあかん
こんにちはユニごんです。
イギリスは只今AレベルとGCSEの試験期間中です。
Aレベル(General Certificate of Education Advanced Level)とは、全国統一国家試験で大学に進学するためのテストです。そしてGCSE(General Certificate of Secondary Education )とは中学卒業で受ける全国統一国家試験で、この結果でAレベルの教科が決まってきます。
受ける科目の数にもよりますが、この年齢に達した子供たちは約1ヶ月半ほどテスト期間が続きます。
ユニごんの娘もそのAレベルの真っ只中。
下の息子はY10で来年がGCSEですが、今回日本語GCSEを受けさせています。
4年前、上の娘も日本語GCSEを受けました。
その時に先生から
「娘さんは日本語を外国語としてではなく母国語として使っていますね。とても良いことだと思います」
とメールが送られてきました。
素直なユニごんは大喜び
しかしその1週間後
「お家では標準語を使う事をお勧めします」
とメールが届きました。(T_T)
はい、大阪出身のユニごんは家の中では大阪弁を使います。
今更ジローです
そして今回は息子。
やっぱり日頃の話し方がスピーキングにも作文にも出てしまいます。
ある日
息子「〇〇したらあかんのです。」
母「あかんのですってあかんわ。って言うか、あかんって使ったらあかんわ。」
数日後
息子「〇〇したらあかんのです。」
母「あかん言うたらあかんて言うたやん!」
そして又数日後
息子「〇〇したらあかんのです。」
母「あかん言うたらあかん言うてるやん!」
更に
息子「〇〇したらあかんのです。」
母「あかんはあかーん!」
スピーキングのテストまでの数ヶ月、我が家はあかん、あかん、が飛びまくりました。
「あかん」以外にも何度言っても間違える我が子に、とうとうこんなミニテストを作ってみたりもしました。
問題ー正しい言い方に書きかえましょう
- 1人でどっかへ行ったらあかんのです。
- でかい虫がおったのでにげました。
何じゃこのテスト(^_^;)
とりあえず先週スピーキングのテストが終わりました。
息子学校から帰って来る。
母「テストどうやった?」
息子「あんまり覚えてない」
母「なんで?今日受けたばっかりやん!」
息子「だってワクワクしたもん!」
母「ん?」
それを言うならドキドキです
できたんかなスピーキング。。。母は心配(・_・;)
日本語は難しいですね
日本の実家の近くに、「飛び出し注意」と書かれた看板があります。
以前日本に帰った時に息子に意味がわかるか聞いてみました。
しばらく考えた息子は元気よく言いました。
息子「えーっと、あの家から物がいっぱい降ってくる!」
そんな家、危険すぎるわ!
私より大きくなってしまった子供達2人は、私とハグをするとそのまま私を持ち上げて
「マミーちいさ!」
という自己満足が流行っています。
この前娘が私を持ち上げようとしましたが、忙しかったので拒むと娘が言いました。
「マミーを拾いたい!」
マミーは床に落ちてません。
ニホンゴってむずかしいのだ by子供達
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