続・スペインに行っちゃった!

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こんにちは、今日も自宅に籠っているふあにゃんです。私の現在の仕事はオンラインのピアノレッスンだけなので隔離中でも支障はないし、ここ数か月の暮らしとほぼ変わらない生活なので私は全然平気です。強いて言えば、ようやく外へ出て友達と会えるようになった子供たちはかわいそうですけど。

さて、今日は昨日の記事「スペインに行っちゃった!」の続編です。

ところで、私たちがスペインの空港に到着したのは夜中でした。暗闇の中、慣れないスペインの高速道路をビクビクしながら(助手席で右!右!と言いながら)レンタカーを走らせ、主人の友人が所有するアパートに無事辿り着きました。そう、ホテルではないので、到着早々いろいろ不便なことがありました。初日はお湯が出ませんでしたが・・・タダで泊めさせてもらうんだから文句は言えません。でもでも、せめてトイレットペーパーくらいあってほしかった!!涙

スペインへの渡航制限

そのニュースは、到着直後のバタバタが落ち着いて、ようやくのんびり出来た3日目の夜に届きました。イギリスがスペインとのAir Bridgeを突然一方的に外したというのです。これにより、スペインからイギリスに入国する人は誰であれ、14日間の自己隔離を義務付けられました。私たちはイギリスに戻ったら、2週間はどこへも外出出来ないし、誰とも会えないのです。

イギリスの友人達から心配のメッセージが届いていましたが、私たちはラッキーなことに影響が比較的少ない部類に入るので、呑気にそのままホリデーを楽しんでいました。でも、この措置によってホリデーをドタキャンしたり早めに切り上げたり、大変な目に遭った人たちが大勢いたようでした。

このニュースを聞いたとき、納得がいかなかったのも確かです。私はスペインがイギリスよりも安全だと感じていました。スペインの北東部で感染者が増えているのは事実ですが、私たちがいる場所や、更に離島のマヨルカ島やイビザ島まで含めて、スペイン全土を危険地帯に認定する必要はあるのか?

ロンドンでは、たくさんの人たちがソーシャル・ディスタンスを無視して遊びまわっている話をよく聞きましたし、飲食店ではお客さんはもちろん店員さえマスクをしていないし(これは本当に理解出来ない)、スーパーだってマスク着用が義務付けられたのはつい最近のこと。イギリスの方が絶対に危ないと思っていました。

それなのにイギリスでは、スペイン帰りの私たちが危険人物扱いされるなんて。イギリス国内の混雑したビーチに遊びに行ってる人達の方がよっぽど危険だっちゅーの!

帰国手続き

そんなイギリス政府の突然の方針変更により、私たちはイギリス入国の際に、Public Health Passenger Locator Formという書類を記入しなければならなくなりました。(*現在このフォームは国を問わず、海外からイギリスに入国する人全員が提出しなくてはいけないようです。)到着後に空港で記入してもいいのですが、事前にオンラインで済ませておいた方が確実に楽です。これにはQRコードはなく、パスポート番号にリンクされているようでした。

イギリスの友人親戚などからは、私たちの帰りの便が欠航になるんじゃないかという心配の声がありましたが、そんなこともなく予定通り帰国出来ました。

スペインの空港

スペインの空港はイギリスよりも更に空いていました。帰る間際にタパスでも食べたいな~と思ったけれど、飲食店は一部しか営業しておらず、営業しているお店でもサンドイッチくらいしかありませんでした。

素敵で美味しくて楽しかったスペイン。がらんとした空港を見ていると、コロナのせいでスペインの観光業が受けたダメージを改めて感じて少し悲しくなりました。

私のようにスペイン旅行を既に計画していて、キャンセルしようかどうか現在迷っている方がいましたら、私は「帰国後14日間の自己隔離が出来るのであれば、ぜひスペインに行ってください。」と言いたいです。旅行保険が効かないとかハードルは高いですが。

ところで、空港にはたくさんのイギリス人観光客がいました。スペイン人を見慣れた目で見ると、イギリス人ってデカい!しかも、タトゥー率高い!なんだかなあ。。。スペイン人は大きすぎないし優しいし、良い感じだったのになあ~。

帰りの飛行機は明らかに空席が多かったです。余裕があるので、500ユーロもらえるチャンスは無し。

イギリス入国

そんなわけで無事にイギリスに戻って来ました。普通にeGateを通過して、何か質問されたり自己隔離をリマインドされることもありませんでした。なんだか、このままどこかに遊びに行っても大丈夫そうな感じでした。

一応申告した住所にちゃんと籠っているか電話でチェックが入る可能性が(20%くらい?)あるようです。でも、電話だったらウソも付けちゃうし、ルールを守らないイギリス人のこと、きっとこっそり出かけちゃう人は多いと思います。違反した場合の罰金は最高1000ポンドだそうです。

自宅に戻り、お腹が空いたのでUber Eatsで晩御飯をデリバリーしました。便利な世の中だなあ。(あれ、Uberはもう利用しないって言ってなかったっけ?という記憶力の良いそこのアナタ!あれはもう忘れて下さい。)その後予約しておいたスーパーのデリバリーも来たので、これで隔離生活準備オッケーです。

唯一困ってしまったのが、処方してもらっている薬を薬局まで取りに行けなくなってしまったこと。デリバリーをしてくれるか問い合わせてみましたが、知人に頼んでくださいと言われてしまいました。そこで、ご近所さんでもある、ふわりウェブ管理人のあやどんに助けてもらいました。あやどん、ありがとう~!このご恩は一生忘れない!

隔離期間を短縮できる?

14日の隔離期間を10日に短縮可能にする件が密かに検討されているという噂があります。それをやってくれるなら、早く決定してもらいたいです!14日から10日って変わらないようでいて、2週間から1週間+なので、気分的には違います。

それよりも私は、空港で検査キットを配ればいいと思うんですよね。なんなら有料で。海外ホリデーに行くくらいの人達は、そのくらいの出費は惜しまないと思います。それで自宅で自分で検査して(ハイ、検査方法は私の過去記事「COVID-19の検査受けてきました」を参照してくださいね~♪)陰性だったら隔離終了出来るようになればいいのにな。それで陽性者が出たら、同じ飛行機に乗っていた人達もトレース出来るし、水際対策バッチリじゃない?

日本もヨーロッパも第2・第3波の兆しが見えてきて、まだまだ終息しそうにない新型コロナ。でも経済活動も人間のメンタルヘルスも大事。私たちはより効率的にコロナと共に生活していく方法を、これからもっともっと模索していかないといけないんでしょうね。

本当に9月から学校は再開出来るのでしょうか?早くみんなでハグし合える日が戻って来ますように。


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About the Author: ふあにゃん

趣味でピアノを弾いていたら知人から教えてほしいと頼まれたのがきっかけで、いつのまにか職業になってました。東京都出身、在英20年超、ロンドンの南の端っこ在住、常に貧乏。好きなテレビ番組は「5時に夢中!」。

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