

史上初の女性。カンタベリー大主教と大聖堂
イースターの長い休暇が終わり、イギリスの学校では新学期が始まりました。
我が家も今週から通常営業。
今年のイースター休暇。ホリデーに行く人達を横目に我が家はなんとも静かなダラダラした毎日を送りました。
どうしても休暇の計画を立てる元気が体力的にも精神的にもましてや経済的にも出なかったぁ~
あまりにも堕落した日々に見かねた夫が一言、「近所に世界遺産があるの知ってた?」
気合いを入れずともサクッと行ける世界遺産。
ケント州の南東部に位置する歴史都市カンタベリーです。
ロンドンから新幹線で約1時間。特急でも1時間半。街の規模もそんなに大きくなく、日帰り旅にはもってこいです。
世界遺産 カンタベリー大聖堂
1988年にカンタベリー大聖堂、聖マーティン教会、聖オーガスティン修道院が構成資産としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
城壁に囲まれた歴史的な街並みとカフェやレストラン、ショッピングなども楽しめる中世と現代を同時に感じながら散策できる素敵な街です。


『THEイギリス』的なハイストリートを進んでいくと…

突然現れる大聖堂の入り口、クライストチャーチ門。
ハイストリートからのあまりの近さとギャップにビックリ!
正門横にはビジターセンターやガイドツアーもあります。


クライストチャーチ正門をくぐると…



大聖堂のお目見えです。
史上初の女性カンタベリー大司教
このカンタベリー大聖堂。最近ちょっとした話題になりました。
英国国教会の最高指導者であるカンタベリー大司教にデイム・サラ・マラーリーさんが指名されたのです。

※デイム(Dame)とは… 主にイギリスおよび連邦諸国において、大きな功績を残した女性に授与される名誉ある勲位・称号。男性のナイト(Knight/Sir)に相当し、名前の前に付けて呼称される。
女性がこの役職に選ばれるのは史上初。サラさんは元NHSの看護士で最高職の看護局長を勤めた後に牧師になった異色の経歴の持ち主。
カンタベリー大聖堂で3月に行われた着座式には英国首相を初めウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃など約2000人が参列しました。
「光の聖書」圧巻のステンドグラス
ヨーロッパには美しいステンドグラスを持つ大聖堂、教会がたくさんありますね。
『光の聖書』『貧しい人々の聖書』とも呼ばれるステンドグラスはその昔、貧しい人々や読み書きが出来ない人々に聖書の物語と神学を伝導するという大きな役割を果たしました。
カンタベリー大聖堂のステンドグラスは12世紀後半から13世紀にかけて制作された中世の傑作であり、延べ1200㎡分のステンドグラスが大聖堂を覆っています。




多くのステンドグラスは宗教改革や戦争によって残念ながら破壊されてしまいましたが現存する最も古いものは約840年程前のもの。
1番の見どころは聖トーマス・ベケットの奇跡を描いた『奇跡の窓(Miracle Windows)』や中世信仰の歴史を描いた『聖書の窓(Bible Windows)』



※聖トーマス・ベケットとは… 中世イングランドのカンタベリー大司教であり、教会権力を巡りヘンリー2世と対立して暗殺された聖人




大聖堂内の「Stained Glass Studio」にて、これらの貴重なガラスの修復と保存が行われています。
午後から大聖堂を訪れましたが春の優しい西日がステンドグラスを照らし出しなんとも神秘的な光の演出でした。
その後、外に出るや否や豹に打ちのめされイギリス天気の洗礼を受ける(笑)
イギリスの大聖堂と歴史都市を巡る旅に出よう!
イギリスには大聖堂と中世の建造物が色濃く残る歴史としがたくさんあります。
- ハリーポッタのロケ地 グロスター
- 世界遺産と温泉の地 バース
- 石畳の小道 ヨーク
- チャールズディケンズと大聖堂 ローチェスター
- 丘の上の大聖堂 リンカーン
- スコットランドの世界遺産 エジンバラ
- イギリスカトリック教会の本拠地 ロンドン ウエストミンスター
- 世界で2番目に大きなドーム大聖堂 ロンドン セントポール
などなど…
荘厳な大聖堂とステンドグラスと共にイギリスの深い歴史に浸ってみてはいかがでしょうか?
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