The Ocean CleanupとSDGs・・・ちょっと真面目に考えてみた

Japanese food Tazaki Yutaka pre summer sale

真夏の9月上旬はどこへやら・・・すっかり秋っぽい雰囲気のロンドンですね。

いかがおすごしでしょうか?

市長に感謝したい日々が続いています。

小学校のランチが、どんな生徒にもフリーになっていますね。

本当にありがたい!

ロンドン市長さんありがとう!

(市長の点数稼ぎでもなんでもいい・・・)

https://www.london.gov.uk/who-we-are/what-mayor-does/priorities-london/free-school-meals/guidance-and-support-boroughs

9月から、母の責任は、少食のセカンダリーに通っているお兄ちゃんの小さい弁当箱だけです。

なんと!こんなラクをさせてもらっても良いのでしょうか?

流石に娘のクラスメイトのお弁当組も、グルテンを避けている一人を除いてみんなスクールディナーになったそうです。

(働くお母さんばかりだから、納得の選択・・・)

https://www.london.gov.uk/who-we-are/what-mayor-does/priorities-london/free-school-meals

さてさて、

実は、11月の頭に和歌山の地元で個展をすることになっています。

それに伴い、自分の出身校の中学でお話をさせてもらうことになりました。

メインのテーマは SDGs・・・「持続可能な開発目標」

学校の先生方は博識な方で、日本は文化的なバックグラウンドからして、こみの仕分けに始まり、環境問題に取り組んでいる家族がほとんどだと思います。

よって・・・かなりドキドキしていますが、現在の自分の作品のテーマにもなっている海洋汚染問題について、そして、前にふわりでも記事にさせもらった、ビーガン、培養肉なども交えて、アートを通じて自分にしか話せないお話ができたら良いなと思っています。

https://www.ikuko.space/sculptures/antique-project

2018年から作り始めた、アンティークプロジェクトの作品。

そこから派生した、「Ghosts from the Sea」という作品があります。

https://www.ikuko.space/sculptures/ghosts-from-the-sea

去年知り合った、Natural History Museumのキュレーターの人が、海洋学の専門の方で、いろいろな話を聞かせてもらい多大なる影響を受けました。

イギリスのMargateに住んでいる作家さんは、海に打ち上げられるLegoを拾い集めて作品を作っています・・・

リサイクル用品で、ジュエリーを作っている作家さんがうちのスタジオにいます。

私も陶芸作品を作る上で、電気を利用せざるおえないのですが、できるだけ焼成するものをミニマムにして、環境に優しい作品が作れるか考えた上で、アンティークとコラボする作品に辿り着きました。

SDGs

目標14『海の豊かさを守ろう』

地球の7割は海・・・海洋と海洋資源を守ることが、持続可能な社会へつながる鍵

地球の酸素の2/3は海に近いところにある植物プランクトンや、海藻類から生まれているそうですよ。

海の生態系をバランスがとれた状態で維持していくことが気候変動緩和につながると言われています。

The Ocean Cleanupの大規模な取り組みを見ていると、地球を救える可能性を信じさせてくれます。

https://www.instagram.com/theoceancleanup/

The Ocean Cleanupは、海を漂う大量のごみを何とかしたい!と動き出した青年ボイヤン・スラットによって2013年にオランダで設立されました。当時18歳・・・

Tedでの演説 

https://www.youtube.com/watch?v=ROW9F-c0kIQ

プロジェクトや活動資金は、全てクラウドファンディングからです。

時間があれば、動画を見てみて下さい。

プロジェクト内容は、海洋のなかに大きなスクリーンをU字型に張り、その内側で海洋を浮遊するプラスチックの回収・除去を行っています。

実用化の第一弾として、2016年夏以降に日本の対馬沖にゴミ回収システムを導入

https://tokyo.uminohi.jp/program/2022_umigomi02/

海流に乗って、海外のゴミも長てついてくるみたいですね・・・

2018年以降は太平洋、その後は世界各地で海洋ゴミ収集が行われ続けています。

海洋プラスチックごみの回収がメインでしたが、河川のごみ除去へと動き出しいる現在!

河から流れたゴミは、ほとんどは海に流れていきます。

川を綺麗にすることの大事さ・・・

集めたプラスティックからサングラスも作っているオーシャンクリーンアップ (🕶️の写真が美しい)

https://theoceancleanup.com/updates/turning-trash-into-treasure-the-ocean-cleanup-sunglasses/

2050年の海は、魚よりもごみが多くなる?!

世界のプラスチックの年間生産量は過去50年間で20倍に拡大しており、その年間生産量は約3.8億トンになります。

現在世界の海に漂うごみの量は、総計1億5000万トンに達しているといわれているそうです!全く想像を超える量・・・

これは今この瞬間にも、どんどん増え続けているわけですが、このまま何もしなければ海洋ごみは増加の一途を辿ることとなります。

このペースのまま進めば2050年くらいには、魚よりプラスチックゴミの量が多い海になることが予想されているようですよ。

うちの娘の小学校で、いつもユニフォームのリサイクルをしてくれているベティーナさん。

ハックニーのプラスティックフリーの活動家でもあります。

https://www.plasticfreehackney.com/team

https://www.plasticfreehackney.com/

この夏休みから、ゴミ拾い用にgrabberを購入して、娘と散歩がてら、スタジオに行くまでの15分の間、時々ゴミを拾っています。

ペットボトルが一番多くて、歩く15分の間にペットボトルと空瓶空き缶を合わせると、毎回20個以上・・・(日本では、これは起こらないですよね)

アート作品であれ、ゴミ拾いであれ、これで世界がすぐに激変するわけではないですが、

千里の道も一歩から・・・

意識改革していきたいなと思います。


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