一家全員コ◯ナ事件 ~オミクロンで良かった件~

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オミクロン2万5千

日々新規感染者数が10万人を超えるイギリス。そのうち2万5千人がオミクロン日々の新規オミクロン 感染者が2万5千人は、1人、2人で深刻に扱っている日本にくらべたら驚異的な数字!イギリスの10日前はオミクロン新規感染者数が1000人ほどでしたので、10日間でオミクロンがどんだけ急速に発症しているかが伺えます。

オミクロンでも規制緩和

イギリス政府が自主隔離生活日数を10日から7日に減らした理由はオミクロン株による死亡者数(8月以降平均150人)、重傷者数(7月以降1000人、ピーク4000人2020年12月)がデルタ株の時から変化していない状況が続いているからだと思われます。自主隔離生活を7日間に減らして、人手が足りない医療従事者、公共機関従事者が早期に解放されて仕事ができるように促しています。実際に、10日間ルールの期間は人手不足でサービスが滞り遅延や停止するところが見受けられました。

0コロナ無理説

0コロナと言ってロックダウンしている国がありますが、オミクロンが蔓延すれば、この感染力を止めることはかなり難しく、もしその国が0コロナを目指しているようなのであれば、有識者による経済活動をどうするかの判断は極めて困難だと思われます。

サッカー選手がコロナ

イギリスの年末はプレミアリーグサッカーの試合で盛り上がりますが、いくつかのスタジアムは、まだオミクロンの脅威を様子見しているのか、有観客でのサッカー観戦を延期しています

そしてサッカー選手もコロナにかかっているので試合を中止してメンバーが揃うまで待つのも策かもしれません。⬇️⬇️⬇️

アーセナル冨安健洋がコロナ陽性でベンチ外 他2人も公式ツイッターで説明

一家4人コロナ

感染力が高いオミクロン株で先週ロンドンでは10人に1人がコロナにかかったそうです。2−3家族に1人はコロナという計算になります。現地のいくつかのファミリーに話を聞くと、たいてい一家に1人はコロナにかかっています。

聞いた話によるとある4人家族は子供ひとりがコロナ陽性と発覚して3日以内で家族全員に感染。一家4人がコロナ発症となりました。しかし、症状は軽く、オミクロンと思われる喉のあたりの違和感と倦怠感程度で、熱はなく、味覚もあり、寝込むこともなかったそうです。

別の家族では、奥様が陽性だったのですが、咳が5回ほどでた程度で軽症で、家の中では働けてしまったので、コロナでゆっくり休もうと思ったのに、皮肉なことにそれほど休めなかったとか。

そのほか、3家族と連絡をとってみると、子供が感染というパターンが多いように見えます。ワクチンを受けていない子供たちから感染、そしてワクチンを受けている大人たちに感染後、軽症で済んでいるという印象が強いようです。

オミクロンで良かった

今は新種株で騒いがれているオミクロンですが、ゆくゆく「デルタじゃなくて、オミクロンで良かった」「普通の風邪の方がオミクロンより辛い」という言葉が聞こえてくるかもしれません。今のところオミクロン株はデルタ株にくらべ症状が軽く肺までいかずに喉のあたりで炎症を感じる程度と言われています。周りの知り合いが多くコロナにかかっていますが寝込んだり、病院へ行ったという報告は聞いていません。

クリスマスシーズン、コロナでも緊急外出可能

オミクロンで集団免疫をつけて春にはみんなハッピーに旅行ができることを狙っているイギリス。クリスマスシーズンはコロナにかかっていても緊急時ならば外出を認めています。葬式、裁判、買い物、眼科、歯医者、獣医院には緊急時であれば外出できます。

コロナでも緊急であれば外出できる概要(英語)

しかし、コロナで亡くなる人は多くいます。自分だけではなく人に移してはいけないという気持ちを忘れずに、節度のある行動でそれぞれが対応してもらいたいものです。

政府からの追加規制はなし

クリスマスは家族と過ごす時間なのでとくに追加規制はせずに12月26日のボクシングデイ(イギリスの国民の休日)に政府からの重大発表があると噂されましたが、今のところ出ていません。これはやはりオミクロンが重症化しないという点に着目して、経済を止めないイギリスの方針かと思われます。しかし引き続きオミクロン株対策の議論は行われていて、次の4つに絞られています。

1.何もせず、国民の判断に任せる

2.警戒態勢にはいるものの、新規の規制は発表せず

3.現在の在宅ワーク、公共マスク要請に加え、レストラン、パブの人数規制を設ける

4.ロックダウンまたは強制的な営業停止など

オミクロンが軽症とはいえ、年明けもまだまだ議論は続きそうです。

イギリスコロナ2021年12月末の状況まとめ

イギリスのオミクロン騒動の状況をまとめてみます。

  • イングランドロンドンを中心に感染が拡大
  • 先週(12月20日の週)、150万人がコロナ陽性で、ロンドンでは10人に1人がコロナ(ロンドン人口940万人)
  • 日々コロナ新規感染者数10万人超
  • 日々オミクロン株新規感染者数2万5千人
  • 葬式、裁判、買い物、獣医院、歯医者、眼科は緊急時であればコロナ陽性でも外出可能
  • スポーツ観戦では規制を設けているところもある(要チェック)
  • スコットランド、ウェールズ、北アイルランドではクリスマス後に新規規制発表、イングランドはなし
  • 新規死亡者数(平均137人)、重症化件数(平均1171人)がデルタ株(2021年7月)以降変化なし

まとめ

だんだんと症状が軽くなってきていると思われるコロナウィルス。第何波と数えるのも大変になってきたぐらいの波の数を繰り返して姿を変えてやってきます。過去の歴史を見るとだんだんその威力が弱まってくるのが通常で、今回のオミクロンは感染力は脅威ではあるが軽症であるため、ある意味、少なくても2年、もしかすると3年といわれたこのコロナ騒動の終焉にいよいよ向かっているようにも見えます。

移動が困難で時間を奪われている人間に明るい日がやってくるのはそれほど遠くないのかもしれません。

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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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